- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041108819
作品紹介・あらすじ
増改築を繰り返した結果、迷宮のような構造を持つにいたった巨大な洋館。長年放置されていたその館の周辺で行方不明者が相次ぐ。突然現れたナルの師匠という女性。彼女が持ってきた依頼は、長野県の山中にある広大な屋敷の調査だった。だが調査隊はSPRだけではない。日本中から名だたる霊能者や心霊研究家も集められていたのだ。尋常でないのはそれだけではない。館の内部や外部の構造を調べるうち、麻衣たちは建物のあちこちに不審な空洞があることに気づいた――。そして、事件は起こった。館にいる人間が姿を消し始めたのだ。徐々に明かされていく血塗られた館の過去。ゴシック趣味溢れるシリーズ5作。SPR史上最凶最悪の怪物が潜んでいる!?【解説:千街晶之 ミステリ評論家】
感想・レビュー・書評
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何度読んでも怖い!
そして面白い。
名作です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
'22年7月17日、Amazon audibleで、聴き終えました。
シリーズ1~5まで聴きましたが…今作が最高でした!面白かったです!
館の怪異、ホラー的な要素、サスペンスフルな進行と、どれをとってもエンタメ小説として、一級品!と感じました。
あえて一点、不満をあげれば…ラストの結末に、違和感が。でも、ネタバレしちゃいそうだな…語らないでおきます。
新キャラも、毎度ですが、登場。ナルの秘密?も少し明かされ…マイちゃんの出自も。盛りだくさん、でした。あと、マサコのヤキモチのシーンが…オッサンを癒やしてくれました。ハハハ( ◜‿◝ )♡
このままの勢いで、全作制覇を! -
子供の頃、漫画で読んでいたのであらすじはわかっていたが、ゴーストハントのこの話好きだったな〜と思い唐突に購入。
あ〜そうそう、そうだったわ、と思い出しながら読んだ。お化けも怖いけどやっぱり結局人間が怖い。 -
もう、ダメダメダメ。こんなの年末に読んじゃダメ。
夢中になりすぎて他のことどうでも良くなっちゃうし。とりあえず事件が解決するまで動けなくなるもの。笑笑
まさかのドラキュラか!?
ドラキュラ対決!?
さらにこのカラクリ部屋というのか、ヘンテコな形の家に閉じ込められての捜査。
やばいって。やばいよ。みんな逃げた方がいいって。一人消えてるよ。ほらー!!!!消えた!また!消えた!!!!!!
って、読んでるわたしが必死です。
やめて。年末忙しいんだから。やめて。
もうダメです。一回読んだら出られません。助けて。 -
シリーズを順番に読んでいますが、この話が今のところ一番好きです。
ノリが一昔前、そして毎回似たようなパターンながらも楽しませていただいてます。それぞれの人物が魅力的。新たに映像化コミック化をして欲しいな。映像化の場合の配役を予想するだけでも楽しい。 -
今まで読んできたシリーズで1番怖くて面白い!!
これまでも閉じられた建物が舞台となって進んできていたけど、この話は特にその設定を強く感じて、綾辻行人の館シリーズを何度も思い出した。
4巻に登場してお気に入りだった安原さんも再登場してくれて嬉しいかぎり。
そして、あえて触れられていないと思ってた麻衣の家庭環境が明らかに!ま、まさか最初からその設定だったの?みんなの疑問に答える為の設定?
この後2巻の前の伏線?登場人物の背景が全然見えなかったのがこの巻では結構明かされてきた感じ。
昔の少女漫画のギャグのような掛け合いも、だんだん慣れてきたかなあ。
著者プロフィール
小野不由美の作品





