極楽の鯛茶漬け 伊織食道楽事件帳 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 35
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041108925

作品紹介・あらすじ

膳奉行の家に生まれた芹沢伊織は、祖父が起こした食中毒事件のせいで閑職に追いやられていた。暇を持て余して美食を楽しむ伊織だったが、ある事件をきっかけに将軍に饗する食材集めを命じられて……。

感想・レビュー・書評

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  • 変に嫌疑に優れてるせいか料理メインな感じも無く、出世したいという気概もあまり見えないので、何を中心にしたいのか分からない。
    軽いタッチなので読みやすくはあるけど、あまりこれという魅力的なキャラも出てこないし、恋も興味無い風でいまいち物足りない。

  • 主人公がなんでもできて、俺TUEEE系なのね、と思いました。ライトノベルと時代ものってほんと近い。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50257658

  • 帯には「将軍の食膳もとめ、美食の剣士が東奔西走!」とあるが、実際に将軍のために奔走する話はほぼない。
    それよりは、主人公自身に降りかかる災難や、彼が贔屓にしたい店でのトラブル、そして大奥の人たちが絡んだ殺人事件を解決する話になるので、将軍とは?という状況に。
    つまり、帯に書いてある話のほんの序章といった印象の一冊だった。
    主人公にちょっかいを出してくる巨悪はこの話では全然傷ついていないし、お家復興のとっかかりすら微妙という。
    あくまで主人公の手の届く範囲での事件の解決話だった。
    事件そのものは面白いし、ユニークな登場人物(あくまで味方側に限る)たちが多くて親しみやすく、時代小説を読みなれていない自分でも楽しんで読めるミステリだった。
    料理も美味しそうである。
    ただあの悪趣味な極楽茶漬けはいらないかな、うん(読んだうえでの判断)
    主人公も一回食べれば十分と言っていたけど、それには同意。
    敵側が絡んだ食事は総じて悪趣味なんだよな……

  • 斜め読み~

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著者プロフィール

岐阜県岐阜市生まれ。飲食店を経営する家に生まれ、幼少期より料理に親しんで育つ。

「2021年 『極楽の鯛茶漬け 伊織食道楽事件帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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