うちの執事に願ったならば EX (10) (角川文庫)

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  • 本 ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041109717

作品紹介・あらすじ

「如何なる轟音の中であろうとも、主人のお声を聞き分けなければ執事は務まりません」

先代から付き合いのあるヴォルコフ家に招かれた花穎と衣更月。
使用人の不知火昴は何故か衣更月のことを疎ましく思っているらしい。
不穏な空気を感じながらも、家同士の関係を考え冷静に振舞う衣更月の元に、突然花穎からの着信が。
聞けば次男のイリヤの部屋に屋敷からの退去を要求する大量の脅迫状が置かれたらしく――?(「歌う骨」)

ほか、赤目刻弥と祖父の確執のその後など、書き下ろし2編を含む全14編収録。うち執ファン必携の豪華な短編集!

感想・レビュー・書評

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  • 不本意主従は時期によって距離感変わるけど、どの時代も面白い。尊いとかより「申しわけないけど傍から見てるぶんには面白い」というのがこの二人に対する主たる感情です。
    それにしても鳳さんがスーパー執事すぎてこわい。悪魔で執事に対抗できるんじゃなかろうか。

  • 面白かった。このシリーズも終わりかあ。残念。

  • 誰もが持っている心の様子をあらわしていて読んでいて心地よかった

  • 文庫の挟み込みペーパーや著者ブログ・ツイッターなどで発表された短編を収録。
    書き下ろしも2篇入っているので、今迄の短編を全て読んだ人にも読んで欲しい。
    時系列が古い順に収録されているので、以前の作品を思い出しつつ、お互いに良い距離感になる二人の様子を見守っている気分になる。

  • あちこちに書かれたものの再録が多い短編集なので時系列がまちまちな感じ。
    なので花穎と衣更月の距離感とかもまちまち。
    数ページで終わる話ばかりなので、さらっとしていて読みやすいものが多い。相変わらずの仲良し主従です。

  • こんな世界は現実にあるのでしょうか?

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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