いのちの初夜 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 88
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041109755

作品紹介・あらすじ

慟哭したし。泣き叫びたし。この心如何せん――。若くしてハンセン病と判断された北條民雄は、絶望を抱え療養所に入る。死と隣り合わせの状況で見つめた「いのち」と「文学」。私小説の金字塔、ついに復刊!

感想・レビュー・書評

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  • まずは文庫化してくれた角川に感謝。

    読み始める前に多少の覚悟をしておかなければならないが、やはり標題の「いのちの初夜」は心を打つ。人間として一度滅び、そして再生する。
    標題作は勿論だが、同じく収録されている「吹雪の産声」も傑作。「いのちの初夜」で打ちひしがれた心もこの作品に一縷の望みを感じる。

    ハンセン病(癩病)が不治の病でなくなった今、この病を身近に感じた事のない全ての人々に読んで欲しい一冊。

    田村書店天下茶屋店にて購入。

  • 自らもハンセン病と戦った著者が、その病院を舞台にした小説を書いたものです。
    どこまで人間でいられるのか、どこまで生きていなければならないのか考えさせられます。

  • いのちのすがたを、みた。

  • 癩病(ハンセン病)の恐ろしさや当時の世の中を少し知る。
    迫ってくる病状や死の恐怖。生きることとは。

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著者プロフィール

1914年、朝鮮京城(現ソウル)に生まれる。徳島県育ち。29年、上京。文学を志しながら職業を転々とする。23年ハンセン病を発病し、翌年より東村山村全生病院に入院。院内より川端康成に師事し、36年「いのちの初夜」を『文學界』に発表、大きな反響を呼ぶ。37年逝去。享年23歳。

「2020年 『いのちの初夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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