博多さっぱそうらん記

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 89
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041109861

作品紹介・あらすじ

生粋の博多っ子のかなめは、高校時代に片思いをしていた博と再会。しかし博はアンチ博多人間になっていた! ふたりは突然、「福岡」の文字がすべて「博多」に入れ替わった「羽片世界」に迷い込んでしまい!?

感想・レビュー・書評

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  • これはSFなのかな。
    それともファンタジーかな。

    博多に思い入れが無いと厳しいと思いました。
    説明が多過ぎる。
    もっとシンプルにすれば面白くなると思いました。

  • 確かに万城目っぽい展開。福岡に馴染みはないけれど、楽しい物語でした。かっちょいいおばあちゃん、もうちょっとふくらませて欲しかったかな。

  • 今週福岡旅行(ソフトバンクオープン戦)に
    行ってきて、その帰りの福岡空港で買った本。
    内容は、正直いってちょっとどうしようかなと
    思う感じですが。。。
    いつも泊まるホテルを中心に街歩きした場所や
    公園。がいろいろでてきて
    その謂れなどが解説されていて。そこは面白く
    読みました。

  • うん,面白かった。ま,行ったことがあるからだろうけどネ~かなめは博多の卸問屋のOLで20台後半。社長から言い付かった東京のデザイン事務所勤務の接待相手は中学・高校の同級生で,東京から転校してきて,東京へ帰っていった,交際しかけた博だった。博は「よかよ」という言葉にトラウマを抱えていたのだった。川端通りの振るわない,せいもん払いをなんとかするために奮闘すると,片方だけ羽を生やしたハンらに加勢を頼まれ,博多の呪いを良い方向に持って行き,セールを成功させた。筥崎で陰の玉が消えた事件では,ゴミ収集が滞り,博がカタハネに手を貸して,博多の怨念に味方して,遂には福岡市を博多市に代える運動が広がってしまう。どうやら,町の名が福岡になり,駅名が博多驛になったこと,もっと辿ると商人の町・博多と武士の町・福岡の対立があり,怨念が旧博多驛に凝り固まって動かし,博多駅を沈めに掛かっているらしい。3年前の博多駅前陥没事件もその流れにあった。どんたくの日,怨念は博多の町に渦巻き,旧博多驛が片羽から浮き上がって,新博多駅を沈めに掛かる。正気を取り戻した博は,かなえと共に融和の道を探って,怨念を払おうと奔走する~ローカルのラジオ朗読劇だったんだって。知っている町や通り,スポットが出て来たら,聞いていて面白いだろうけど,どの位の人が聞いただろう?

  • 2022.02.21 #2022-006

  • +++
    博多VS.福岡、100年以上にわたる因縁の対決が令和の時代に再燃!?

    生粋の博多っ子のかなめは、高校時代に片思いをしていた博と再会。しかし博はアンチ博多人間になっていた! ふたりは突然、「福岡」の文字がすべて「博多」に入れ替わった「羽片世界」に迷い込んでしまい!?
    +++

    博多や福岡の名所や由来がいろいろ出てきて、時空を超えた観光案内のようでもある。古い言葉も織り交ぜた博多弁のリズムが絶妙で、しばらく福岡で暮らしたことがあるわたしとしては、個人的に懐かしくもある。あの駅前の陥没事故がこんな理由で起こったのか、とか、現代の実際の事象から過去の因縁に引き込まれると、より現実味を帯びて感じられてしまうから不思議である。著者らしいひねくれ方で(誉め言葉である)愉しめる一冊だった。

  • あの陥没事故はびっくりしたものだけど、上手くこの物語に盛り込まれましたね。

  • ご当地小説も、方言、名物にとどまらず、地理、歴史、路地裏の噂話まで徹底するなんてすごい!県庁所在地めぐる争いは長野や福島でもあるが、博多で町の名前めぐる争いあったとは知らなかった。福岡では、この小説、教科書になるんだろうなー!

  • 博多の裏の世界、「羽片世界」に迷い込んだ、かなめと博。そこには福岡市の転覆を狙う者たちがいて…!? RKB創立70周年記念連続ラジオ朗読劇として放送され、『シティ情報ふくおかナビ』で連載された作品を加筆修正。

    明治時代に市の名称は福岡市か博多市かという争いに負けた博多市民の怨念が…という話。ローカルラジオ局向けに描かれた物語とあって方言の会話が多く、土地勘もない私にとってはイマイチわかりづらい話だった。
    (D)

  • 福岡市民でないので全てを楽しめてないと思う。

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著者プロフィール

1970年福岡県生まれ。熊本大学文学部史学科卒業。2004年『となり町戦争』で第17回小説すばる新人賞を受賞しビュー。同作は18万部のヒットとなり直木賞にもノミネートされた。著書に『廃墟建築士』『刻まれない明日』『コロヨシ!!』『決起! コロヨシ!!2』など。

「2021年 『博多さっぱそうらん記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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