- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041109861
作品紹介・あらすじ
生粋の博多っ子のかなめは、高校時代に片思いをしていた博と再会。しかし博はアンチ博多人間になっていた! ふたりは突然、「福岡」の文字がすべて「博多」に入れ替わった「羽片世界」に迷い込んでしまい!?
感想・レビュー・書評
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これはSFなのかな。
それともファンタジーかな。
博多に思い入れが無いと厳しいと思いました。
説明が多過ぎる。
もっとシンプルにすれば面白くなると思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
天才的に奇想天外な設定を生み出す作者。今回の設定も面白いのですが、三崎亜記は「失われた町」「刻まれない明日」の様な静かで重厚な流れの作品の方が好きかもしれない。こんなテイストは万城目学に任せて。
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いつもの三崎亜記を読むつもりで開いたら博多を舞台にした万城目学だった。
博多に行きたくなるような蘊蓄がたくさんで楽しかった。 -
福岡を舞台としたファンタジー小説。
三崎ワールド全開ですが、実在の場所が舞台なので他の作品とのリンクは無さそうです。
多分、博多の魅力とそこに住む人の面白さを伝えるのにファンタジーは不要だと思うのですが、森見さんの作品同様、その土地を愛して裏の裏の良さまで伝えようとするならファンタジーでないと時空を超えた良さが伝わらないと思いました。 -
確かに万城目っぽい展開。福岡に馴染みはないけれど、楽しい物語でした。かっちょいいおばあちゃん、もうちょっとふくらませて欲しかったかな。
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今週福岡旅行(ソフトバンクオープン戦)に
行ってきて、その帰りの福岡空港で買った本。
内容は、正直いってちょっとどうしようかなと
思う感じですが。。。
いつも泊まるホテルを中心に街歩きした場所や
公園。がいろいろでてきて
その謂れなどが解説されていて。そこは面白く
読みました。 -
2022.02.21 #2022-006
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博多VS.福岡、100年以上にわたる因縁の対決が令和の時代に再燃!?
生粋の博多っ子のかなめは、高校時代に片思いをしていた博と再会。しかし博はアンチ博多人間になっていた! ふたりは突然、「福岡」の文字がすべて「博多」に入れ替わった「羽片世界」に迷い込んでしまい!?
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博多や福岡の名所や由来がいろいろ出てきて、時空を超えた観光案内のようでもある。古い言葉も織り交ぜた博多弁のリズムが絶妙で、しばらく福岡で暮らしたことがあるわたしとしては、個人的に懐かしくもある。あの駅前の陥没事故がこんな理由で起こったのか、とか、現代の実際の事象から過去の因縁に引き込まれると、より現実味を帯びて感じられてしまうから不思議である。著者らしいひねくれ方で(誉め言葉である)愉しめる一冊だった。 -
あの陥没事故はびっくりしたものだけど、上手くこの物語に盛り込まれましたね。
著者プロフィール
三崎亜記の作品





