- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041109878
作品紹介・あらすじ
高校1年生の風里は控えめな性格なのが悩み。同じクラスには幼馴染の千冬くんがいるけれど、
学校の人気者である彼とは距離ができてしまい、今ではすっかり憧れの存在になっていた。
女の子といるところを見ると嫉妬するけれど、気持ちに気づかないフリをしてきた。
ある日、弟のお見舞いで病院に行くと、千冬くんを見かけた。
100日後には低体温で死んでしまう不治の病を患っているという。
風里は後悔しないよう、運命の日まで一生懸命に生きようと決意するが――。
『もしも願いが叶うなら、もう一度だけきみに逢いたくて。』の著者が贈る
号泣必至の恋と命と勇気の物語!
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この世界にきみがいない。
春が来て桜が咲くたびに私は思い出すだろう。
たとえきみが隣にいなくても、一緒に過ごした春を、
これまでの思い出を大切に毎日生きていく。
後悔ばかりの日々にさよならをして、
胸を張れるようになったら……笑って桜を見上げよう。
感想・レビュー・書評
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臆病者の女のコ風里と人気者イケメン男子千冬。
この物語は主人公の二人、千冬くんが病に侵され
設定。
思春期の淡い恋愛感情が文章から何度も交差し
胸がキュンとする気持ちが幾重にも。
100日後の春の桜を想いながらのこの世から去りゆく
シーンはこの簡易的携帯小説風ながらにも号泣してしまうほど。
作者のあとがきも素敵でした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
死が関わる話だけれど、苦しいながらも前向きな話だと感じました。
ふうと千冬の2人がお互いを大切に思っていることがすごく伝わってきます。人には誰かを変えることができるパワーがあると改めて実感できる心温まる素敵な話でした。
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この本で初めて100日病を知った。ふうが、これからも前向きに生きられたらいいな。
著者プロフィール
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