- Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041110294
作品紹介・あらすじ
一人でいるほうが楽だ。
誰かに否定されることもない――。
ゲイであることを隠している須藤は
最近、となりに引っ越してきた男・ユキが
女と修羅場になっている場面を目撃する。
せっかく見ないふりをしたのに、
飄々とした態度のユキに流されて、
彼を家にあげることになり――、一線を越えてしまう。
「相手がいないなら、
丁度いいと思わねぇ?」
"欲求不満解消の相手"として関係が始まり
それ以上になることはないと思っていたが…。
■収録内容
・「となりの男」第1話~第5話…電子版CIEL掲載作を加筆・修正
・描きおろしマンガ12P&あとがき1P
・本体表紙…描きおろしマンガ2P
感想・レビュー・書評
-
良かった!
hagiさんの絵好きだわ〜
「こいにもならない」の枠にハマらない、漫画だからできる表現と漫画なのに芸術的な描写が好きだったんよな。
ボーッと生きてきた少年、田島がいい感じに、その表現と描写に色を加えてくんよね。
あ、違う違う。
「となりの男」は、意外と性描写が多くて、hagiさん=ピュア恋愛なイメージが、ガラッと変わった作品。
興味本位から始まった2人の関係だけど、「おとなりさん同士」なだけあって、体だけじゃない関係もできちゃうから、好きになっちゃうよね☆っていう話なんだけど。
何がいいって。お互い無意識に高め合ってるのがいいなーって。
以下、ネタバレ。
最後、告白の際、「もう一声」っていうセリフがめっちゃ好きだった。聞きたい、言わせたい。だけど、無理矢理じゃなくて、言って欲しいっていう気持ちとか、気持ちを吐露できない性格の相手だからこそ、踏み出すための「もう一声」。
そして、付き合っても尚、冷たい目線。。。笑
「それが彼なんだ」という、「全部好き」とは違う、お互いを認めてるっていう関係性がすごくいいなって思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
hagiの作品





