ゆうきまさみのまだまだはてしない物語

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 86
感想 : 5
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  • 本 ・マンガ (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041110379

作品紹介・あらすじ

アニメ・映画・小説などなど、独特の視点で切り込む『月刊ニュータイプ』のご長寿コラム「ゆうきまさみのはてしない物語」12年ぶりの新刊。画業30周年時の特集企画・京極夏彦氏との同窓対談も収録の充実の一冊!

感想・レビュー・書評

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  • 別記

  • 12年ぶり発行の単行本(3冊目)です。
    2008年~2019年の出来事が描かれていますが、2020年に世界が激変を強いられてしまったので、2019年の出来事でさえ隔世の感が半端ないという印象です。例えば『ゆうきまさみ年代記』がもう10年以上前の発行だと知り愕然とした次第。また、「ポアロシリーズの『ABC殺人事件』は長編ではない。長編とは多巻物を指す」という最近の編集者のイメージにも驚きつつ、確かに最近のラノベは多巻物が当たり前になっているし、一理あるかも、と考えさせられるなどしています。
    時々挿入される著者の創作論も読み応えがあり面白いのでおすすめです。ゆうきまさみ×京極夏彦対談も載っていますよ。このお二人が北海道の同じ高校の同窓生というのは初めて知りました。

  • 12年ぶりの「はてしない物語」です。

    バーディーアニメ化だったり、都条例だったり、東日本大震災だったり。
    バーディーが終了して、白暮が始まって終了して、新九郎が始まったり。

    12年ねぇ、世間はさまざまに変化してるのですが、個人史として振り返ってみると、仕事と趣味の繰り返しな12年です。結婚とか経験してれば違うのでしょうけど、ライフスタイル変わるので、大きな変化はないのです。
    仕事関連と趣味のエッセイである「はてしない物語」。なんとなく似たような感覚があるのは、そのせいではないのかなと思います。

    12年ぶりでは、あとがきの「バーディー、ハリウッド化されなかったよ」の叫びもなんのことやら、でした。「もっと」のあとがきでネタ振ってたんですよ。それを受けてのセリフ。
    読み返して気づきました。

    欲を言えば、装丁は「もっと」の時のように箱に入れて欲しかったです。本棚に並べやすいように縦長の仕様に合わせてくれるの嬉しいのですが、カバーというか一枚重ねてあるだけだと、出し入れする際にひしゃげてしまう危険性が。
    初版なんですが、別バージョンあったりしないよね。だったら、情報不足確認不足ですみません。

  • コスト高の影響か今回は箱入りじゃなくて、紙カバーなので、保存が大変。

    中々見つからなくって往生したわ。書店で結局買えたケドさ。

  • 3.0

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著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ~る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る!』。

「2019年 『ゆうきまさみ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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