継母の連れ子が元カノだった6 あのとき言えなかった六つのこと (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.10
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本棚登録 : 221
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041110430

作品紹介・あらすじ

★『このライトノベルがすごい!』2年連続TOP10!!
文庫部門総合(2019年度7位、2020年度5位)・宝島社

親の再婚できょうだいになった水斗と結女は、元恋人同士。
水斗といさなが付き合っているという噂で校内が色めく一方、結女は水斗との距離を縮められないままで……。
そんな初秋、きょうだい揃って文化祭の実行委員に選ばれる!
衣装選びに放課後の準備作業……長くなる二人きりの時間に、夏祭りのキスの真意を確かめようとする水斗。
そして水斗に自分の好意を気付かせたい結女。
探り合いながら迎えた、文化祭当日――二人は展示の見回りを任されるが、これってもうデートでは!?
「なぁ。『好き』って、なんなんだ?」
元カップルが、お互いの気持ちに向き合う文化祭編!

感想・レビュー・書評

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  • 文化祭実行委員として二人で過ごす時間の中、結女は水斗との距離を縮めようと、水斗は結女の真意を確かめようとするが…。文化祭という舞台の中で濃密にストーリーが展開される感傷的な回でした。一人で先に進んでいく結女は自分とは違う、と言いきかせて嫉妬し、そんな自分を嫌悪する水斗が自分を認める下りは鳥肌ものでした。彼を後押しするいさなは頼もしく、そして自分をちゃっかり滑り止めにしてしまう強かさがあってとても良いキャラに育ちましたね。違う道を歩むとしても共にいることを心に決めた二人の行く末は?続きを楽しみにしています。

  • ワクワクの文化祭編

    副題から察する通り、本巻は水斗メインのお話
    何もない自分、成長しない自分、

    文化祭の準備から閉幕まで、過去の自分ー後悔ーを見つめながら
    水斗と気持ちが語られていきます

    共感するところはありつつも、正直結構イライラしました
    自己嫌悪、悪態の一つひとつが絵に浮かんでくるようでした
    人間味があってとてもいいですね

    ラストに人生を左右するような選択肢が出てきます
    ここがノベルゲーの世界なら、即ゲームオーバーでしたね

    親友・いさなの導きで間違えなかった水斗
    次巻からの態度に注目です♪( ´▽`)

  •  スマホに未読で残ってたので今回読んだのだけれど、気がついてみればいつの間にかもう第9巻まで出ていた。アカン、だいぶ遅れてる。
     最初に読んだのはカクヨムのweb版で、たしか注目の作品としてピックアップされてたんだったと思う。なんとなく読み続けてはいたのだけど、東頭いさなの登場でお気に入りになってしまった。
     まさしくオタクヒロインの鑑。本好きなぼっちのコミュ障で陰キャで鈍くさくてめんどくさい奴で、男主人公に対してだけは身体張った下ネタかましてくる巨乳女子。もう、正ヒロインそっちのけで推してます。
     webで読んでたときは、ご主人さま大好きでシッポ振りまくってるでっかいおバカなワンコを思わせるちょっぴり太めの女の子をイメージしてたものだから、文庫版イラストが可愛すぎるのがちょっと不満のタネだ。もう少しだけブサイク寄りにして欲しかったこの気持ちはいったい何なんだろう?
     その存在自体が僕にとって癒やしである。拝。

  • 元恋人のきょうだい2人が向き合う文化祭編。

    との事ですが、ほとんど水斗中心の話でした。
    水斗が、自らの中に残る想いと、どう向き合うかについて焦点が当てられていました。

    個人的には、とても共感できるような内容となっていました。

    そして、前回からいさなが更に水斗にとって重要な人物となっているので、そこにも注目です。

  • 「なぁ。『好き』って、なんなんだ?」お互いの気持ちに向き合う文化祭編!

    ★『このライトノベルがすごい!』2年連続TOP10!!
    文庫部門総合(2019年度7位、2020年度5位)・宝島社

    親の再婚できょうだいになった水斗と結女は、元恋人同士。
    水斗といさなが付き合っているという噂で校内が色めく一方、結女は水斗との距離を縮められないままで……。
    そんな初秋、きょうだい揃って文化祭の実行委員に選ばれる!
    衣装選びに放課後の準備作業……長くなる二人きりの時間に、夏祭りのキスの真意を確かめようとする水斗。
    そして水斗に自分の好意を気付かせたい結女。
    探り合いながら迎えた、文化祭当日――二人は展示の見回りを任されるが、これってもうデートでは!?
    「なぁ。『好き』って、なんなんだ?」
    元カップルが、お互いの気持ちに向き合う文化祭編!

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著者プロフィール

京都府生まれ。集英社ライトノベル新人賞優秀賞を受賞し、2015年『ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件』(ダッシュエックス文庫)でデビュー。ほか、カクヨムWeb小説コンテストラブコメ部門大賞を受賞し刊行された『継母の連れ子が元カノだった』(角川スニーカー文庫)、『転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?』(MF文庫J)などの著作がある。

「2021年 『僕が答える君の謎解き 2 その肩を抱く覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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