本物の方の勇者様が捨てられていたので私が貰ってもいいですか? (カドカワBOOKS)
- KADOKAWA (2021年2月10日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041110515
作品紹介・あらすじ
ゲームの世界に転生したマリアベルは、2人の少年が勇者候補として召喚される瞬間に出くわす。ところが、どう見ても本物の勇者である少年の方が偽者扱いされていて!? それならその子は私が立派な勇者に育てます!
感想・レビュー・書評
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転生して独りで生きてきたマリアベル。それはそれで問題はなかったけれど、リヒトと出会ってテンション高く、楽しそうにしているのを見ると、やっぱり寂しい部分もあったのかな?と思えてくる。居場所が欲しかったリヒトにとっても、マリアベルの100%受け入れてくれる態度は救いだったと思うから、2人それぞれにとっていい出会いだったのかも。自分が存在している理由が欲しいと思っているように見えるリヒト。勇者として必死に頑張る姿は応援したくなるけれど、一方で心配にもなった。マリアベルが一緒にいてくれることでちょっと安心できるのは良かったけれど。変わるかもしれない、変わらないかもしれない2人の関係を見守りたくなった。
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お姉さんとショタ、的なジャンルだと思います。
真面目かわいい系少年(小学生相当)と、肉感ボディの美人お姉さんが、キャッキャしながら冒険・成長するお話です。
お姉さんは基本「キャー!推しLOVE〜!」みたいなテンションです。
ちょっとお姉さんのテンションが高すぎて鬱陶しい感じだったので、星3にしました(^◇^;)
1冊のうち大半は、小学生ショタとお姉さんが冒険スタート→お姉さん完全庇護の元レベリング→自分の力で頑張りたいショタの目覚めからの勇者へ…的なストーリーです。
が、そのまま終わるかと思いきや、その続き(3年後くらい)のエピソードに展開します。
続きエピソードでは新たな仲間との出会いもあり、続巻の存在を強く感じさせる終わり方でした。
ショタがギラついていなくて、のほほんとした雰囲気(お姉さんはハイテンションですが…)を楽しめるところは好印象なので、続巻と出会えたら読みたいと思います◎ -
異世界転移した二人のうち日本人小学生が捨てられたので拾って育てた。
ゲーム世界の知識がある転生者のマリアベル。
光の勇者リヒトとして成長していく。炎の勇者アレクセイとも出会う。
著者プロフィール
花果唯の作品





