彩雲国物語 十三、黎明に琥珀はきらめく (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 97
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041110577

作品紹介・あらすじ

藍州から帰還した監察御史の紅秀麗に驚きの報せが届いた。突然、吏部侍郎の李絳攸が投獄されたというのだ。罪状は、侍郎として、尚書・紅黎深の職務怠慢を止められなかったというもの。さらに絳攸を投獄したのは、秀麗の天敵である御史・陸清雅だという。絳攸を救うために立ち上がった秀麗は、葵皇毅御史台長官に彼の弁護を願いでるのだが……。アナザーエピソード「お伽噺のはじまりは」を収録した超人気シリーズ、第13弾。

感想・レビュー・書評

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  • じわじわと王の周りが怪しくなってくる感じ。

  • 吏部侍郎としての資質を問われ、突如御史台に捕らえられた絳攸。しかし弾劾裁判を前に、絳攸は牢の中で錯乱してしまい、劉輝、秀麗、楸瑛はそれぞれの立場で絳攸を救おうと奮闘する。羽羽とリオウは絳攸の意識の中に入り込み、絳攸の錯乱が縹家の仕業だと突き止める。絳攸を助けることは縹家への裏切り行為だと知りつつも、二人は王の味方になることを選んだ。そして劉輝は羽羽から初めて、王家と縹家の関係、ひいては隠された秘密を知らされる。
    旺季や皇毅、晏樹の目的は?王家に迫りくる縹家の思惑とは?紅家と王家の秘密とは?一体何が始まろうとしているのか。不穏な空気が物語全体に漂っている。
    番外編『お伽噺の始まりは』では、邵可の隠された過去と王位争い前の紅家の秘密が明かされる。
    前巻あたりから、物語は複雑で難しく、どんどん分かりづらくなっていく。この物語はわかりやすいシンデレラストーリーでもなければ、よくある女の子のサクセスストーリーでもない。一筋縄では理解できない物語の深さと、仄暗さを湛えたファンタジー。だから引き込まれるんだな。

  • 不器用な人が多いのではらはらする。
    2021/12/7

  • 段々と、明らかになっていく。

    秀麗の周りと王の周り。

  • 絳攸が清雅によって牢につながれ,瑠花の暗示のせいで,腑抜け状態になる.リコウは羽羽様と,瑠花の意向に逆らって絳攸の暗示を解くべく奮闘する.絳攸を助けるために秀麗は裏行となった燕青と駆けずり回るが,紅黎深は動こうとしない.黎深の奥さんの百合さん登場.
      絳攸の過去とか,黎深の想いなんかがいろいろ分かったけど,揚修がいうように黎深,不器用だなー.
    縹家と仙洞省が持つ権限が明らかになり,なんとなく,旺季の思惑がわかってきたような気がする.

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2022年 『彩雲国物語 十四、黒蝶は檻にとらわれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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