彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる (十四) (角川文庫)

  • KADOKAWA
4.10
  • (8)
  • (18)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 183
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041110584

作品紹介・あらすじ

『彩雲国物語 十四、黒蝶は檻にとらわれる』
目次


序 章
第一章 棺桶の中の刑部尚書
第二章 紅き風雲急を告げる
第三章 渡り蝶と籠の中の楽園
第四章 紅家の鳳麟
第五章 その心は
第六章 飛び去った翼のあとに
第七章 『桜が咲くまで』
終 章

アナザー・エピソード
地獄の沙汰も君次第

あらすじ

吏部尚書である紅黎深の更迭の報で朝廷が騒然とするなか、吏部侍郎・李絳攸の処分を決める、御史大獄が開かれることになった。絳攸を救うべく奔走する紅秀麗は、法廷でも彼を弁護すべく、陸清雅と対峙する。だが、黎深の更迭で紅家の名に泥を塗られたと憤る紅姓官吏たちは、一斉に出仕を拒否し、さらに経済封鎖を行う事態に発展してしまい――。アナザーエピソード「地獄の沙汰も君次第」を収録した超人気シリーズ、第14弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今回は読み応え抜群!
    紅家の姫家鳳麟の正体が明らかに!

  • この本編の後に主人公の親世代の短編を持ってこられるとギャップがすごい

  • いいね

  • 今回も最高です。


    個人的にお仕事小説No. 1!って思ってる。
    いつも、秀麗の奮闘に元気になる。


    今回はちょっとずつ謎が解け、物語が進む。

    続編にはニヤニヤしてしまった。

  •  絳攸の御史大獄は冗官となることであっさり決着.紅姓官吏が本家の意向を無視して出仕拒否するが,吏部侍郎になった揚修にクビを切られて腰砕けとなる.紅州が物資の供給を制限し始めたことがわかり,清雅と秀麗が調査にあたることに.一方劉輝は,晏樹から騒ぎを収めるために秀麗を妃に迎えることを提案され,拒否できない.紅家を裏切るような動きを見せる紅の天才軍師,鳳麟の狙いは何か(鳳麟は彼だよねって思っていたら,やっぱりそうだった).人の心を持たない紅家当主なら,どんな非道な献策でも受け入れてくれるので,姫家(鳳麟)は紅家に仕えていたのかもしれない.話は急転直下,秀麗ちゃん,リオウ君,タンタンの行方は?
     番外編は百合さんのお話.どうして邵可が玉環大叔母様を暗殺したのかが明らかになる.

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

雪乃紗衣の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×