犯罪乱歩幻想 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 154
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041110638

作品紹介・あらすじ

本格ミステリ大賞受賞の鬼才が乱歩に挑む!「屋根裏の同居者」「赤過ぎる部屋」「G坂の殺人事件」など乱歩トリビュート5編に加え「骸骨坊主の話」「影が来る」を収録。刺激的かつ挑戦的な珠玉のミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 何年か前『〜の如き』シリーズを3冊位読んであまりにも怖くて封印してたものの、アンソロジーに入っているとやっぱり読んでしまう三津田さん。既読のものもあった今回の短編集、どれもじっとりとして怖いのにやめられない中毒性あり一気読みした。

  • 江戸川乱歩トリビュート作品に、リングとウルトラQトリビュート作品も加えた短編集。
    乱歩は薄ら覚えてるレベルで読んだけど大変面白かった。
    それぞれの話の語り口調がいかにも乱歩な感じで、昭和な世界観で進んでいくのだけど、急にスマホとか出てきて現代に引き戻される。

    「赤すぎる部屋」が結末まですっきりしてて好き。
    衝動を引き起こす原因には気づかなかった。

    「屋根裏の同居者」はミステリとして解決したと見せかけて、最後に突き放された。
    探偵の身が危ないのか、語り手の身が危ないのか。

    リングというか貞子トリビュートの「骸骨坊主の話」は確かに貞子っぽくて面白かった。

    作者の他の作品は未読なので、「G坂の殺人事件」の探偵とか、他の作品とリンクしてるだろう部分が楽しめなくてちょっと悔しい。
    ホラーと民俗学とミステリが合わさった作風という事が分かったので、今度読んでみようかな。

  • 久しぶりに三津田信三先生の本を読む!
    江戸川乱歩はほとんど読んだことがなかったけど文庫版が出たことをきっかけに買ってみた。
    もとの作品を知っていると確かに一層楽しめるし、乱歩ネタの意味もわかるのだろう。

    乱歩作品以外に刀城言耶が登場したのにはとても胸熱。
    百目鬼さん、どの作品で見たのだろう…
    あと死相学探偵事務所も登場して、三津田先生の他作品の世界とちょっとだけ交差している世界観がいい。

    リングはなるほど!だった。
    そして怖かった。
    伝染する恐怖。

  • 単行本からの再読。まえがきが書き下ろされていました。「骸骨坊主の話」が大好きなので、手軽に読める文庫化されて本当に良かったです。前振り、本編、オチ、とどこを取っても完璧で、何回読んでも飽きないです。
    単行本は寝る前にちまちま読んでいたのでいまいち全体像が掴めませんでしたが、今回一気読みしたおかげで「G坂の殺人事件」が面白いと感じました。

  • 乱歩・貞子・ウルトラQのトリビュート作品集。「赤過ぎる部屋」が一番好き。二人称小説が新鮮だし、オチも面白い。

  • ウルトラQのトリビュート 影が来るが
    個人的には一番良かったです。

  • 三津田さんらしい作品集。いくつかの不満はあるが、読みやすかった。

  • 江戸川乱歩へのリスペクトが感じられる一冊。

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著者プロフィール

2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、『禍家』『どこの家にも怖いものはいる』『のぞきめ』『怪談のテープ起こし』『黒面の狐』など多数。

「2022年 『子狐たちの災園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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