はなの味ごよみ 涙の雪見汁 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2021年3月24日発売)
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本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041110720

作品紹介・あらすじ

神田の一膳飯屋「喜楽屋」で働くはなの許に、想い人の結城良太が訪ねてきた。身分の違う二人が結ばれるためには、はなの養子先を見つけなければならないが、良太の父の反対もあり、うまく行ってないようだ。良太の浮かない表情にはなは不安を募らせる。翌日、経師の見習いをしている平吉と、常連客の権太が語る仕事への心構えを聞いた彼女は、自身の姿と重ねるが──。はなは、良太ともに障害を乗り越えることができるのか。

感想・レビュー・書評

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  • 8作目。何とかシリーズを読み進めてきたが、武家に嫁ぐ覚悟というよりも、初志貫徹だけが目的のような主人公に違和感が・・
    周りの助けも有りハッピーエンドになりそうで、最後の方に身近な人が倒れたり、すんなりと行かず。
    どこにも今作が最終話との表示も無く、続くのだろうか?

  • はなの元に思い人の良太が訪ねてきた。身分が異なる二人が結ばれるためには、はなの養子先を見つけねばならない。良太の父の反対もありうまくいっていないようだ
    はなと良太はともに障害を乗り越えられるのだろうか。

  •  高田在子「涙の雪見汁」、はなの味ごよみシリーズ№8、2021.3発行。縁起結び、受け入れ鍋、涙の雪見汁、あんこう祈願 の4話。はなの養女先が伊澤佐内家に決まり、いよいよ結城家、良太に嫁ぐ段取りが。残り少ない喜楽屋での暮らし。養女先の上目黒村に行くための諸準備、そして世話になった方や常連さんとの別れ。岡田弥一郎からは「達者で暮らせ」と。はなは、喜楽屋、おせい、こはくに別れを告げ、良太と上目黒村へ向かう。

  • 20¥.05.02

  • 武家に嫁ぐために、養女にしてもらえる家を探す良太。
    初めは阻止してると思っていた涼太の父親だが、実は容易い方法でははなのためにもならないと、していたことだった。

    買いなじみやいろいろな事件を通して知り合った人々が別れをいうために集う。
    その中、おせいが倒れる。

  • やっぱりはなが自分の事しか見えてなくて大雑把な印象。
    ぼんやりとした覚悟しか持ててないなりに話が進んで行くけど、本人の努力が全然見られないので、これだけ読んでていまいちはなが好きになれずにいます。

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著者プロフィール

高田在子
一九七二年、神奈川県横浜市生まれ。相模女子大学短期大学部国文科卒業。二〇一五年『忍桜の武士』(白泉社)でデビュー。著書に「はなの味ごよみ」シリーズ(角川文庫。全一〇巻)、『茶屋占い師がらん堂』(ハルキ文庫)などがある。二〇年八月より「まんぷく旅籠 朝日屋」シリーズがスタートした。

「2023年 『まんぷく旅籠 朝日屋 あつあつ鴨南蛮そばと桜餅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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