- 本 ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041110737
作品紹介・あらすじ
藤沢周平、山本一力他、人気作家が勢揃い!鍼灸師、獄医、女医者……。確かな技術と信念で患者と向き合った、江戸の医者たちの奮闘を描く。読む人の心を癒やす、まったく新しい時代小説アンソロジー。
感想・レビュー・書評
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【収録作品】「衣替え」(朝日文庫『たすけ鍼 立夏の水菓子』)山本一力/「女牢」(講談社文庫『新装版 春秋の檻 獄医立花登手控え㈠』)藤沢周平/「名医」(角川文庫『口入れ屋おふく 昨日みた夢』)宇江佐真理/「蜻火」(双葉文庫『藍染袴お匙帖 風光る』)藤原緋沙子/「かさぶた宗建」(講談社文庫『長崎ロシア遊女館』)渡部淳一
いずれも古い。価値観に納得がいかず、シリーズものながら、どれも読みたいと思わなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021年3月角川文庫刊。医療時代小説アンソロジー。衣替え-たすけ鍼立夏の水菓子:山本一力、女牢-春秋の檻獄医立花登手控え(一):藤沢周平、名医-口入れ屋おふく昨日見た夢:宇江佐真理、蜻火-藍染袴お匙帖風光る:藤原緋沙子、かさぶた宗建-長崎ロシア遊女館:渡辺淳一、の5つの短編を収録。渡辺さん以外は既読でしたが、夢中になりました。染谷さんは頼りになるし、登の一本気な考えには頭が下がるし、おふくの明るく素直な様には誰もが救われます。藍染袴お匙帖の始まりがこうだったとかいうのも感慨深かったです。
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衣替え・山本一力
鍼灸師染谷と健気な12歳のさゆり検校の娘の心の動き
女牢・藤沢周平
登と元患者の妻が夫殺し、
名医・宇江佐真里
おふくが見た閑古鳥のなく町医者、いがいに人柄は良く、患者に寄り添っていた
蜻火・藤原緋紗子
女医千鶴が見つかった白骨が誰かを探して、事件解決、実の子ではなくても父としたっていた
かさぶた宗建
種痘を日本に持ち込む努力、佐賀藩主鍋島直正公に進言した楢林宗建 -
本学OPACはこちらから↓
https://nuhm-lib.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=020210 -
試行錯誤で医療を確立してくださった方々に感謝!
アンソロジーの作品





