- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041110805
作品紹介・あらすじ
東城大医学部に通う中学三年生の曾根崎薫は、クラス委員の進藤美智子、ガキ大将の平沼雄介、医学部を目指すガリ勉の三田村優一ら同級生たちと、洞穴の中でみたこともない巨大な「たまご」を発見する。「たまご」は光を放ち、中身が透けるとそこには人間の胎児に似た姿が浮かびあがった。美智子は孵化した謎の生物に〈いのち〉と名付ける。薫たちは東城大医学部の施設下で、先輩の佐々木アツシらと〈いのち〉を育てようとするが、やがて研究に利用しようとする大学関係者や文科省の知られることとなり、政府を巻き込む大騒動へと発展していく……。
感想・レビュー・書評
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まあ、おもしろかったが、これは、なんか前作があるんだろうと思う。主人公のカオルは飛び級で大学の医学部に在籍する中学生。中学校と大学とどちらにも在籍しているが、どうやら前作で問題を起こしたようだ。で、本作では”ネイチャー”ネタを発見し、またもや問題になる。発見したのは、巨大な卵(細かい設定は語られないが、全長148センチ、MAXφ121センチ、MAX幅50センチ。巨大で発光する卵。しかも、孵化して大騒ぎ、ほぼジュラシックパーク。
しかも、めっちゃ途中で終わる。ローティーン向き、というか、そのまま小学生向き。海堂本有名キャラの、ロジカルモンスター白鳥、田口センセなどがカメオで出てくる。そういえば、最近の作品は読んでいないが、昔はよく読んだなぁ、、と思った。
ともかく、前作と、あとこの続きがすでに出版されているようなので、読んでみようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは「たまご」と「ひよこ」だけではなく、「つばさ」もまとめて図書館から借りなければならなかったか(-"-;)巨大な卵から生まれた巨大な赤ちゃんみたいな生命体、最後に書いてあるとおり「これから、どうなる?(゜゜;)」というところで唐突に終わってモヤモヤする(--;)でも懐かしい人達や懐かしい場所が続々と出てくるのは嬉しいo(*゚∀゚*)o
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カオルを中心に、賢い美少女美智子、暴れん坊(実は発明家御曹司)平沼、医学部志望の三田村に、スーパー高校生佐々木さんを交えて一騒動起きる…のを読んでいると、なんか、すごくズッコケ3人組に似てる気がしました。現代風ズッコケかも?
今回はカオル出生の秘密や謎タマゴなど驚きの内容でした。残りページ少なくなるのに全く終わりが見えないと思ったら、「続く」だった。内容覚えてるうちに続きを読んだ方が良いヤツでした。 -
ジュブナイル小説.未確認生物の発見,という状況を構築し,中学生の立場と大人(というか医療関係者と官僚)の立場から状況を認識すると,かくもその後の展開が変わるのだ,という世知辛さを提示する.特段テーマがあるわけではないが,少なくとも日本とはこのような国なんだぜ,という現実を見せたかったのかしら.ジュブナイルで場を構築したから仕方がないけれど,薫と忍,そして理恵との初顔合わせは,そんな軽くてよいの…?
ちなみに,物語は次巻で完結らしい.さて,どのように幕を閉じるのか楽しみ. -
【請求記号:913.6 カ】
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挿絵がヨシタケシンスケさんで嬉しかったけれど、厚生労働省の火くいどりの白鳥さんが出てきて嬉しかったけれど。。。。この終わり方は、どうよ!?
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初めて海堂さんの本を読みました。
軽いタッチで読み進めやすいですね。
一冊で完結しなかったことが、想定外。 -
海堂さんの作品も最近は自己満足のような感じでおもしろくない
著者プロフィール
海堂尊の作品






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