喜花坊の寵姫 恋と縁は宴より始めよ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 27
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041111338

作品紹介・あらすじ

反逆罪で捕まった亡き父の連座で身分を落とされ、喜花坊の楽宮となった彩琳。彼女は父の濡れ衣を晴らそうとするが、王子・央蓮に目的を知られてしまう。しかし復讐の協力を持ちかけられ、寵姫を装うことになり??

感想・レビュー・書評

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  • 自分で音を奏でたりするのではなく、舞台監督的な才能というのが目新しいかな。
    恋愛的甘さはあまり無いんだけど、ちゃんと彩琳の才能や性格を知って好きになったというのが分かる所が良かったです。

  • 天地がひっくり返ってしまった央蓮がかわいい。

  • 最初に興味を持ったのは「偽りの寵姫」というキーワードだったか?
    「喜花坊」が何かは分からなかったけど、そこはスルー

    父を陥れた 蘇司山 ソシザン への憎しみを持ちながらも、どうすることも出来ず日々を過ごす 彩琳 サイリン
    蘇司山を排除したいと考える王子 央蓮 オウレン に協力を持ちかけられ、二人の関係を怪しまれないよう、偽りの寵姫となる
    楽宮 ガクキュウ でありながら、舞や楽を奏でる才能のない彩琳は、しかし「美しくまとめあげる」才があった
    央蓮に見出され、「自分の見たいもの」を演出することにより一つの宴を成功させる
    が、確実に成功するように、誰からも文句を言われないようにと思う心の変化に、他の楽宮たちは不快感を抱き離れていってしまう
    気付かせてくれたのは友人の 令霞 レイカ
    楽宮たちへ頭を下げ、
    令霞と、先帝の隠された子息であった 泰波 タイハ の力を借り
    彩琳を失敗させようと蘇司山が企んだ宴へと挑み見事成功に導く
    しかしなおも宴を失敗に終わらせようとする蘇司山に対し、武官に扮して紛れ込んでいた央蓮も現れ、結果、蘇司山は捕縛されることとなった

    彩琳が「確実に成功させるための宴」を成功させたのもつかの間、
    楽宮仲間に見放され、備品を破壊され、令霞や央蓮も側からいなくなる怒涛の展開
    令霞の言葉に自分を見つめ直し、新たな思いで立ち上がる様子に泣きました

    曲が聴きたくなる
    舞が見たくなる
    彩琳が誰の嫁になったのか、気になる

  • ビーンズでお仕事話を書かせたら右に出るものなしの和知先生がまたやってくれたなァ!!!!と思いました。ありがとう。キャラ、ストーリーライン、設定、どれを取っても秀逸。各人物の性格がいきいきしてて無理なく話が進むし、設定やキャラを語る上で無駄なエピソードや展開もない。展開自体は分かりやすいものの、それを補ってあまりある感情描写。物語が上手……。あと私は漢文の教科書に載るような逸話、科挙モノに出てくる自己犠牲系真っ当な官吏が好きなんだ……王官吏すき……。少女小説の皮を被ったお仕事小説なので、労働者各位は「仕事とは……やりがいとは……役割とは……才能とは……」と胸を痛めながら読め。ちなみに既刊の魔法卿城、偽りの巫女も労働者の心に刺さってすげ〜よかったのでおすすめだぞ。

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