異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思います (2) (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA (2021年2月27日発売)


- 本 ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041111376
作品紹介・あらすじ
王太子ウィリアムと婚約し、乙女ゲームであるこの世界の破滅ルートを回避したフェリシア。だが、またも記憶が蘇って――ルート変更のせいでウィリアムに死亡フラグ成立!? そんなの絶対回避と、彼を守ろうと一人奮闘するも、従兄・テオドールが突然求婚してきて大波乱! なのにウィリアムは、相変わらず甘い言葉で邪魔してきて……彼を守りたいだけなのに――!!
WEB発・ヤンデレ王太子×勘違い王女のイチャラブ絶好調!
感想・レビュー・書評
-
乙女ゲームに転生し、色々ばたばたしつつも自分の破滅ルートを回避したフェリシア。ルートが変わったせいか、今度は婚約者の王太子ウィリアムに死亡フラグが成立した!?、とそれを回避するためにフェリシアは奮闘する。
今回は新キャラとして、従兄のテオドールが登場するが、テオドールのキャラの影響もあってか全体的に賑やかというか、ばたばた具合が増してた気がする。ウィリアムの拗らせ具合も、フェリシアのぶっ飛び具合も相変わらず。
最後、忘れてた記憶を思い出したフェリシアとその行動に、いつも憎たらしいほど余裕たっぷりのウィリアムの、珠玉のスチルになってた表情が見られる。かわいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相変わらず、ウィルに溺愛されているフェリシア。フェリシアも自覚してるはずなのにそれでも自己評価が低いのが、今までの暮らしが見えるようで悲しくなる。でも、その自己評価の低さが原因の鈍感さは見ていて楽しい。周りの人は、大変だろうけど。
今後は少しずつでも、自分が愛されていることも、自分が卑下するような必要はないってことも自覚していってくれるといいな。と思った。フェリシアのために、ウィルには頑張って欲しい。 -
もう題名と違うよね。でも、続きなので読んでみました。
なんかフェリシアの問題解決の姿勢にはイライラします。
探してる薬草の持ち主だったテオドールに会っても聞くのを忘れる。
ウィリアムの死亡フラグへの対処もコソコソ動いて危機感が感じられない。
結婚まで行かなかったので、続編出るかもだけど、もういいかな。 -
何度か中断してやって読了。今回はテオドールがキツかった。自分の意見が正しいと思い込み、他者にも押し付ける人が本当に嫌いだから。好きだと言うフェリシアの話も聞かないし。まあ脅されてるとか思ってるんだろうけど、好きな人の本心も思いやれない気持ちって独りよがりでしかないのに。いつかウィリアムが思い知らせてやるんだろうが、それまで多分読めないかも。フェリシアの自己肯定感の低さにもイライラするから。過去を思えばしょうがないんだろうが…やっぱちょっとイライラするんだよなぁ。終わり方も急だったし。次は厳しいかも。
著者プロフィール
蓮水涼の作品





