炭酸水と犬

著者 :
  • KADOKAWA
3.78
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本棚登録 : 846
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041111390

作品紹介・あらすじ

第5回カクヨムWeb小説コンテスト〈恋愛部門〉特別賞受賞作!

心のままに、軽やかに。自由に生きたいと思う、すべての人へ。

9年付き合っている同棲中の恋人とは、結婚秒読みのはずだった。
「もうひとり、彼女ができたんだ」
恋人の突然の告白。そして、もうひとりの彼女に引き合わされ、わたしの感情はばらばらになってゆくが――。

WEBで話題。心をえぐる、新世代の等身大ラブストーリー!

感想・レビュー・書評

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  • 「もうひとり、彼女ができたんだ。」
    突然の恋人からの告白。
    9年間付き合ってる同棲中の恋人とは結婚秒読みだったはずだった。

    冒頭からインパクトありすぎ!!笑
    もう恋人の和佐の身勝手さにイライラしまくりだった。
    もうひとり好きな人はできたけど、彼女である由麻の事も好きで別れる気はないという。
    堂々の二股宣言じゃないか!!
    こんな男、さっさと別れちまえ〜って思うんだけど、そうしない由麻にもちょっとイライラ。
    だけど、29歳の由麻の気持ちも凄く分かるところあって。
    やっぱり年齢の事考えると焦りもあって、しがみつきたくもなるかな。
    私は根に持つタイプなので、ここはなんとか取り繕ったとしても、心の中のモヤモヤが晴れず結局ダメになるだろうなと思う。←コワッ笑

    ちなみに1番イラっとしたのは、もうひとりの恋人のアサミ。
    女って、なぜか浮気した男の人より相手の女の人に腹立つって人多い気がする。←コワッ笑
    結末は、えー、そこにいくのか〜と思ったけど、とりあえずスカッとしました〜!!

  • 初めのインパクトと、途中からは具体的な描写によって、頭の中に映像化されていくのがおもしろかったかな。

  • 全く理解できない登場人物達の恋愛観。
    他の方のレビューで評価が高かったのと
    題名に惹かれて読みましたが…
    途中まで、山本文緒の自転しながら公転するを読んでた時のワクワク感を感じもしていたので残念。
    もう、イライラしかない。何言ってんだ
    コイツらって感じ。

  • えらい近いところでの
    三角関係、四角関係の話。
    なんだかスッキリしない関係性を続けてる主人公だけど、
    みんなそんなものかなー。
    和佐側の語りも聞きたかった。

  •  もうひとり、彼女ができたんだ。

    もうすぐ30才。9年付き合った彼にそう言われた。

    女性の30才は揺れる。ここまで築いてきたもの。やりがいを感じられるようになった仕事。周りの友達は結婚、出産と人生のステージを変えていく。今後の人生の大きな分岐点を、自分で決めなくちゃいけない。ここから、どうする?

    彼氏や親が、いい感じの道を示しても、それを歩くのは自分だ。もっと自分の欲しいものを、手に入れてほしい。遠慮なんかいらない。もっと自分が心地よくいられる場所を作るのよ!

    と、今なら思えるけど、その時は不安で仕方ない。でも、自分で自分のために考え抜いて決めたことなら、いいと思えるから、安心してほしい。

  • 愛する人に裏切られた時の心と身体がバラバラになるような苦しさ、もどかしさがリアルで、何度もうわーーー別れろーーーそんな男ーーー!!何だお前はーーーー!!!と本を投げそうになるくらい引き込まれた。

    けど、結局全部持ってる人の話というか、主人公はとても恵まれているような気がしてしまうんだよな〜〜男性陣からモテモテだし、仕事は上手くいってるし……読了後に虚しさが残るのは、僻みからか。

  • webだと
    軽さが受けるのかもしれないけど
    本の中では
    登場人物たちの魅力が
    まったく伝わってこなかった。
    何がこの人々に固執し
    惹きつけあわせるのかわからなかった。
    自由奔放なイケメン兄弟との恋愛とか
    面白い漫画がいっぱいあるし
    今さらわざわざ小説で読まなくても
    って感じ…

  • たまたまTwitterで見つけて、興味本位で読んでみた。
    読むたび、自分が苦しくなって、自信がなくなって感情移入してしまった。暗いなあ、読むんじゃなかったって思った。
    でも、読んでよかったやっぱり。自分の気持ちには嘘つけないし、嘘つきたくないんだなってラストを読んで思えて、すごく泣いてしまった。自分の気持ちとつい照らし合わせてしまった、この経験があったわけじゃなく、原子の話とかもわかるなあって、

    好きな人に好きって言おう。言えないなら、胸を張って言えるように、変わるしかない。

  • 2023/06/03予約 9
    何なの、この話!と言いたくなる。
    9年付き合った彼に好きな人がいると告げられる30歳間近の由麻。その彼、和佐(かずさ)には真先(まさき)という名の弟がいる。
    理解不能な行動をとる和佐。
    「もうひとり彼女ができた」
    由麻と結婚したいと思うが、アサミも大切だ。と。
    登場人物ほぼ全員キライ。
    真先は誰から見てもステキで私なら早いうちに乗り換える。
    大切な人の彼女だから、どうにもできない
    という発言なんて、そのままじゃん!さっさと和佐を置いて出てよ!と何度も叫びたかった。

    ここまで読者をイライラさせる文章を書ける、砂村かいり
    という初読み作家、次の作品も読んでみたいと思う。

  • 同棲して9年付き合ってる彼が、
    もうひとり、彼女ができたんだ
    と二股の報告から始まります。

    彼氏も会うだけ、と宣言しているものの
    それ以上のことをやっており、彼女に報告していません。
    それでも、主人公とは、別れたくない、まだ好きだという彼氏に矛盾しており、このシーンが一番堪える場面かと。

    だんだん彼氏も自分の都合で物事、予定を決めて
    主人公に意見を求めるシーンもなかったかと思います。

    今度は私に譲ってくれたっていいじゃないのよ。
    という浮気相手、アサミに何言ってんだ。
    元はと言えば、彼女持ちに手を出して欲を出すな、と思います。

    自分の大事な人の彼女だから、出会った瞬間から失恋してる。
    どんだけ、どんだけ好きだったと思う。
    どんだけ絶望してたと思う。
    泣きながら、主人公にそう伝える弟くん。
    読んでいくうちに、弟くんがいい子すぎて、
    でも初めてあった時、初めてのナンパになるくらい一目惚れした主人公が兄の彼女で、
    弟くんの描写はあまりなかったけど、ずっと絶望してたんだなと。

    最後は円満?に別れて
    弟くんと一緒に出社して暮らして、
    もともと主人公がいつでも来てもいいように広めの部屋借りてて、良い終わり方でした。

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