祟られ屋・黒染十字 京の都に天狗は踊る (角川ホラー文庫)
- KADOKAWA (2021年3月24日発売)


- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784041111482
作品紹介・あらすじ
「天狗の祟り」を祓うため京都に向かった黒染と白崎だが、いくら除霊しても、次々に新たな謎が現れ困惑する。複雑に絡み合う祟りの、切なすぎる元凶とは……!? バディの絆も深まる待望のシリーズ第2弾!
感想・レビュー・書評
-
祟りの本体らしきものが次々と出てきて大物になっていくのが面白い。元バチカンのエクソシストという祟られ屋がほんとに怪しげだが、それが面白いんだよねえ。オロオロするカウンセラーの白崎もいいね。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと物語全体の渋さが薄れて、作り物感が強くなってしまったかな、と。
天狗については様々な作家がテーマとして書いていることもあって読み手も知識や好きな文体の雰囲気など選べる幅が広いこともそう感じる原因かとも思うんだけれども。
それからキャラが濃い割には人物描写があまり印象的ではないのものめり込めない原因かも。 -
面白かった〜‼️前作よりもさらにパワーアップした感じ✨
-
見た目に反してお金をかけない百均DIYで鳥居や護摩壇を自作するイケメンと、昼はカウンセラー夜は祟られ屋のお手伝い童顔バディのオカルトミステリー2巻
人もガンガン祟り殺されますが白崎くんの心の闇がやっと取り払われて良かった
とはいえ、十字の方は何も解決してないし、分からない事だらけなので、続編待ち遠しいです -
シリーズ二作目。今回の舞台は京都、そこで出会う天狗の祟り、とこれまた面白そうな展開です。そして白崎の過去のトラウマに関わる一件にも何やら関りが……と読みどころ盛りだくさん。楽しくそして恐ろしくもあるホラーミステリです。
相変わらずのDIYが楽しくて仕方がありません。本当に何なんだこれ。おぞましい怪異との対比もあって、見た目想像するとものすんごくチープで笑えるのですが。特にぬいぐるみって……でもなんでも信じる者次第なのかな、と思っておきましょう。
黒染のツンデレっぷりが加速しているようなのも微笑ましくってほっこりします。だけど怪異はきっちり怖いし、その根っこに何があるのか突き詰めていくさまもスリルがあって気が抜けません。オカルト要素の蘊蓄も楽しいところ。今後も目の離せないシリーズです。 -
祟りは祟りを呼んで。
これだけの人が巻き込まれてしまったからこそ、気付いた時には肥大化したものとなっていたのだろうな。 -
20241003
著者プロフィール
敷島シキの作品





