櫻子さんの足下には死体が埋まっている 櫻花の葬送 (角川文庫)
- KADOKAWA (2021年3月24日発売)


- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041111499
作品紹介・あらすじ
北海道旭川。櫻子と正太郎は、櫻子の弟を殺した犯人と対峙するため、同じく妹を殺された男と共に神居古潭へと向かった。
けれどある女の裏切りで、事態は思わぬ方向へ。
廃トンネルの中で重傷を負った男を救い、ようやく家に戻った彼女らを待っていたのは、なんと警察。
しかも櫻子が、殺人事件の重要参考人として警察署に連れて行かれることに。
彼女を救うため、正太郎が立ち上がる! 愛すべき櫻子と正太郎の物語、ついに完結!
感想・レビュー・書評
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(。´・ω・)ん?
っていう終わりだった。
人だけはやたらいて、誰が誰の親戚なのやら恋人なのやら弟子なのやらよくわからん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
終わってしまいました。
長い間ドキドキとワクワクを感じさせて頂いた。時間の経過が現実と相違ない速さで進んでいたように思った。全般的に死と向き合う物語が続く中で、不可避な老いにも目を向けるところは真摯で良かった。
登場人物の性質も、時の経過と共に変わり積年に沿い丸みを帯びる様も現実の周囲とも重なる。そして現実の行動を考える時にも参考になると思う。
正太郎くんの説得力と臨機応変な行動には度々感心させられた。年齢に反する能力にも思えたけど、実際にも居るのかなぁ。
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913-O-17
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完結!と言ってもここにくるまで長すぎて色々忘れていて昔の事件の話が出てくるたびに「なんかそんなことあったような・・・」。櫻子の弟の事件は結局完全な逆恨みの犠牲。犯人の気持ちはわからなくもないけどでも心中したのも自殺したのも自分の選択で惣太郎は関係ないじゃん。梅さんの最後、正太郎のおかげで憂いなく逝けたのなら良かった。涙が止まらなかった。
長い間ありがとうございました。 -
背ラベル:913.6-オ-17
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