銀橋 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 152
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041111543

作品紹介・あらすじ

宝塚という花園の、酸いも甘いも知り抜いた生き字引のような専科のアモーレさん。
どこまでも渋く、成熟した大人のダンディズムを滲ませ、登場するだけで場の空気を締める――そんなプロフェッショナルな職人魂に憧れ、宝塚に入団したえり子。
音楽学校で分担さんだった先輩、花瀬レオが組替えで同じ宙組になり、落下傘でついにトップスターに就任。
レオンさんを幸せに卒業させるまでが自分の任期と思い定め、懸命にレオンを支えるえり子たち。
「本当に美しいものだけが、絶望している人の心に訴えかけて、人の心を救うことができる――こんな素敵な仕事がほかにあるか?
だから私たちのやってることはお嬢様芸ではなくて、つねに命がけの芸術なんだよ」

ひたむきに芸の道に打ち込むジェンヌさんたちの愛と青春を謳いあげた、『男役』『娘役』に続く魅惑の宝塚シリーズ第三弾!

解説・早花まこ(元宝塚歌劇団・雪組娘役)

感想・レビュー・書評

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  • 宝塚歌劇団を描いた小説・漫画のレビュー - トーキョーブックガール
    https://www.tokyobookgirl.com/entry/2017/10/01/100000

    【解説・早花まこ】時折現実以上の真実が摑み取られている――『銀橋』【文庫巻末解説】 | カドブン
    https://kadobun.jp/reviews/entry-41494.html

    銀橋 中山 可穂:文庫 | KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000411/

  • 「専科」を取り上げるとは、正直憎い…!渋い…!
    宝塚と言えば…
    トップになるための競争が激しい
    トップをみんな目指す
    と思われがちだが、実際の舞台はそれだけではないのだ。
    必ず、二番手がいて、三番手がいて、脇役がいて…だけじゃない。
    演技がうまい人が舞台を引き締め、歌がうまい人・ダンスがうまい人が世界観やムードを作る。
    そうやって舞台は成り立っていくのだ。
    なので、『銀橋』を読んで「専科」を取り上げていると分かった時、憎い…!渋い…!と思った。
    宝塚三部作のラストにふさわしい物語。

  • 3シリーズ一気に読んだ。ラストのこの『銀橋』で、これまでの2作品で登場したジェンヌたちがどんな立ち位置になって、どう成長したのかが描かれていたのがよかった。
    作者は特定の方をイメージしていないとのことだったが、花瀬レオの芸風が先日退団した贔屓と被り、なんか思い出して泣きそうになった。電子書籍版のあとがきに、作者の次のご贔屓様が2021年3月に退団公演真っ最中とのことだったので、もしかして同じ方かもと想像したり…
    やはり男役娘役も限りあるから美しい。贔屓の退団という悲しみの中で、本当にすごく尊いものを趣味にもってしまったと頭を抱えつつも、また劇場に足を運びそのきらめきに魅了されてしまうのかな。

  • ラストの薔薇が落ちるとこが良いよね。そうやって続いていくんよな。
    中山可穂さんのご贔屓がどなたなのか知りたい。

  • 図書館。
    作者、宝塚好きでいっぱいいろんなこと書きたいことが伝わるので、もっとページ割いていいから細かく描写してほしい。好きだから。

  • 宝塚シリーズ第三弾。


    何よりアモーレさんが気になる!
    パッパさんの出方がかっこよすぎて、たまらないし、ジェリコカッコいいし、レオンはどうしても花のあの方を重ねてしまいます。
    色んなジェンヌさんが頭を巡りながらどっぷり浸りました。
    男役、娘役それぞれのカッコいいところがふんだんに描かれていて最高でした。

  • 2022/03/23-03/25

  • これまでの2作に登場したレオンが宙組トップスターになると共に、専科にスポットが当たる3作目。アモーレさんの生き様がカッコいい。

  • 中山可穂のヅカファン度愛マシマシ小説、シリーズ通して読んであああの人が!!!この人が!!っていろんな気持ちになった

  • ヅカ小説。専科のアモーレのもとにジェリコが弟子入するお話かと思っていたら、レオンがトップになって頑張る方に軸足が移って残念。読後に知ったが、三部作の三作目で、これまで登場してきたレオンが本作でついにトップにということのようだ。読者は、お気に入りのタカラジェンヌを登場人物に重ね合わせたりするんだろうと思いながら、楽しんで読んだ。

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著者プロフィール

1960年生まれ。早稲田大学卒。93年『猫背の王子』でデビュー。95年『天使の骨』で朝日新人文学賞、2001年『白い薔薇の淵まで』で山本周五郎賞を受賞。著書多数。

「2022年 『感情教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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