銀橋 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 74
感想 : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041111543

作品紹介・あらすじ

宝塚という花園の、酸いも甘いも知り抜いた生き字引のような専科のアモーレさん。
どこまでも渋く、成熟した大人のダンディズムを滲ませ、登場するだけで場の空気を締める――そんなプロフェッショナルな職人魂に憧れ、宝塚に入団したえり子。
音楽学校で分担さんだった先輩、花瀬レオが組替えで同じ宙組になり、落下傘でついにトップスターに就任。
レオンさんを幸せに卒業させるまでが自分の任期と思い定め、懸命にレオンを支えるえり子たち。
「本当に美しいものだけが、絶望している人の心に訴えかけて、人の心を救うことができる――こんな素敵な仕事がほかにあるか?
だから私たちのやってることはお嬢様芸ではなくて、つねに命がけの芸術なんだよ」

ひたむきに芸の道に打ち込むジェンヌさんたちの愛と青春を謳いあげた、『男役』『娘役』に続く魅惑の宝塚シリーズ第三弾!

解説・早花まこ(元宝塚歌劇団・雪組娘役)

感想・レビュー・書評

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  • 宝塚歌劇団を描いた小説・漫画のレビュー - トーキョーブックガール
    https://www.tokyobookgirl.com/entry/2017/10/01/100000

    【解説・早花まこ】時折現実以上の真実が摑み取られている――『銀橋』【文庫巻末解説】 | カドブン
    https://kadobun.jp/reviews/entry-41494.html

    銀橋 中山 可穂:文庫 | KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000411/

  • 3シリーズ一気に読んだ。ラストのこの『銀橋』で、これまでの2作品で登場したジェンヌたちがどんな立ち位置になって、どう成長したのかが描かれていたのがよかった。
    作者は特定の方をイメージしていないとのことだったが、花瀬レオの芸風が先日退団した贔屓と被り、なんか思い出して泣きそうになった。電子書籍版のあとがきに、作者の次のご贔屓様が2021年3月に退団公演真っ最中とのことだったので、もしかして同じ方かもと想像したり…
    やはり男役娘役も限りあるから美しい。贔屓の退団という悲しみの中で、本当にすごく尊いものを趣味にもってしまったと頭を抱えつつも、また劇場に足を運びそのきらめきに魅了されてしまうのかな。

  • ラストの薔薇が落ちるとこが良いよね。そうやって続いていくんよな。
    中山可穂さんのご贔屓がどなたなのか知りたい。

  • 2022/03/23-03/25

  • これまでの2作に登場したレオンが宙組トップスターになると共に、専科にスポットが当たる3作目。アモーレさんの生き様がカッコいい。

  • 中山可穂のヅカファン度愛マシマシ小説、シリーズ通して読んであああの人が!!!この人が!!っていろんな気持ちになった

  • ヅカ小説。専科のアモーレのもとにジェリコが弟子入するお話かと思っていたら、レオンがトップになって頑張る方に軸足が移って残念。読後に知ったが、三部作の三作目で、これまで登場してきたレオンが本作でついにトップにということのようだ。読者は、お気に入りのタカラジェンヌを登場人物に重ね合わせたりするんだろうと思いながら、楽しんで読んだ。

  • 面白かった。面白かったんだけど、文庫でこの価格は信じられん。続き物だから買ったけど、この薄さで1000円近くって……。今の出版業界、よっぽどやばいのかしらといらん感情が湧き出てくる。
    内容は、アモーレさんどうなった!?って感じのラストですが続きはもうないそうなので無事でいるんだろうと思っておきます。
    『男役』の主人公ナッツがトップさんになっててよかったねぇという親の気持ちになりました。
    3作通じて一番魅力的だったのはパッパさん。本当に子どもを産んでたのか、そしてその子が亡くなってしまったのかどうかを最後まで濁していたのがパッパさんらしい描かれ方でよかった。
    宝塚では「キザる」って言い方本当にするんでしょうか。なんかツボに入ってこの単語が出てくる度に笑ってしまいました。よく分からないけどなんとなくその様が想像できる面白い言葉でした。

  • シリーズ最終巻。
    これが一番好きかも。シリーズ通してレオンが一番好きな人物だったのでレオンが主人公なのは嬉しい限り。専科という組みがあるのも知らなかったし、まだまだ未知の世界の宝塚だなぁ。
    アモーレさんは最後どうなったのだろうか?

  • 宝塚シリーズ第三弾。

    ぐいぐい読ませるのは作者の宝塚愛の為せる業。

    もうね。登場人物が全部女性なんて全然頭から飛んでしまいます。落下傘トップ男役・娘役のチーム作りに手に汗握っちゃいました。

    果てしなく繰り返される憧れのセンパイの連鎖がとっても美味しゅうございました。ブラボー♪

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著者プロフィール

1960年生まれ。早稲田大学卒。93年『猫背の王子』でデビュー。95年『天使の骨』で朝日新人文学賞、2001年『白い薔薇の淵まで』で山本周五郎賞を受賞。著書多数。

「2022年 『ダンシング玉入れ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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