さしすせその女たち (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 156
感想 : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041111550

作品紹介・あらすじ

39歳の多香実は、年子の子どもを抱えるワーママ。マーケティング会社での仕事と子育ての両立に悩みながらも毎日を懸命にこなしていた。しかしある出来事をきっかけに、夫への思わぬ感情が生じ始める――。

感想・レビュー・書評

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  • こういう日常が日本には溢れているんだろうな、と哀しくも可笑しく。

    でも夫婦間では笑い話にはならない。

    互いにわかってくれない、では気持ちがわかるはずもなく(−_−;)

    一方は自力離婚を考え、一方は結婚記念日の贈り物を考える歪さ。

    話しなさいよ‼️ 会話が絶対的に足りないと突っ込んでいた私です。

  • 多香美のターンでは夫・秀介の言動・行動にイライラ・ムカムカ...。秀介のターンで明かされるその時の背景をきっちり描くことでバランスが取れている。没交渉が生み出す負のスパイラル。もっとちゃんと話せば、と思うが、その時はそんな余裕ないんだよね...。感謝の言葉はちゃんと伝えよう。

  • 共働き夫婦の両方の視点から子育て仕事、家事の実態をリアルに描いた物語!
    子供がふたりいると、こんなに大変なのかーと読んでいて目が回りそうだった!!
    妻の視点から読むと、夫にイライラして仕方なかったが、夫の視点から読むと、男の人の方が配偶者に情があり、意外と記念日を大切にするのかなという印象を受けた。
    それにしても、息子が体調崩した時の夫の発言は酷すぎたW(`0`)W

    • もちっちさん
      ひとりでも大変やから、2人育児はほんま考えられん!夫へのイライラもコメント読むだけで想像できるぞー(TT)笑
      ひとりでも大変やから、2人育児はほんま考えられん!夫へのイライラもコメント読むだけで想像できるぞー(TT)笑
      2021/10/26
    • あんころ餅さん
      そうそう(゚∀゚)考えられんよね!熱性けいれんで苦しんでる息子を見て、夫は「気持ち悪い」って言ったんだよ( *`ω´)
      グーパンチやし、一生...
      そうそう(゚∀゚)考えられんよね!熱性けいれんで苦しんでる息子を見て、夫は「気持ち悪い」って言ったんだよ( *`ω´)
      グーパンチやし、一生覚えてると思う!!
      2021/10/26
  • 子育てしながら共働きをしている妻。
    夫の協力を望んでいるが、なかなか思うような協力は得られない。
    仕事で疲れているのはお互い様なのだけれど、夫の意識は低い。
    子育て・家事についての責任感が、女性と比べるととても低いのだ。
    自分がしなければ妻がやってくれると思うのだろう。

    妻の視点から書かれた物語の後、夫の視点から書かれた章があって、夫婦の考え方の差が興味深かった。

  • ネックレスちゃんと渡せたのか気になる

  • え!これで終わりなの!?とびっくり。
    結局夫婦ってわかりあえないのか。という現実を見せられた感じ。救いなし。ワーママはよんだらあかん。

  • Kindle Unlimited
    まぁ普通に読める作品。可もなく不可もなく。
    多香実は贅沢だと思う。
    旦那さんに不満がある奥さんって、結婚した時は好きだったよね?と思って不思議で仕方ない。
    不満があるならきちんと話をするべきだと思うので…。
    実際この物語の場合も、旦那様は問題意識がないだけだったし…。
    すごい細かいつっこみすると、企画系の仕事なんてパソコン打つのはおまけ、仕事は風呂掃除しながら頭の中でするものだと思う。今は特にきっと在宅になって、残業や子どもの送り迎えでなんであんなにカリカリしてたんだろう、ってなってるはず。

    椰月作品を読むのは2作目。
    「伶也と」はとても面白かった。
    この作品も読めたので、表現力や文章は上手な作家さんだと思う。もっと深いテーマの作品を書けるようになったらよいかも。まだまだ期待してます。

  • 同じワーママということで、感情移入して読んでしまった。
    まず夫がありえない。家事はしない、育児も大してしないくせに自分がすべきことには文句ばかり。
    読んでるだけでだいぶストレスが溜まった。笑
    さしすせそ…さすが、知らなかった、すごい、センスいい、そうなんだ。ずいぶん前にモテるワードとして世の中に出た気がするけど、夫婦間でも有効な使い方をしたら良い関係が築けるのかも。でもそれを容易く使えないのが夫婦というものでもある。
    ちっちゃいことでイライラするし不満も溜まるし、持ち上げてばっかいられないよねー。

    夫側の話も読んで、男の人というのは本当に何も考えてないんだなーと実感。
    妻側が色々溜め込んでも伝わるはずがないし、きつい言い方をしても逆効果だということがよくわかった。やっぱり上手に褒めながら関係を築いて行くのが1番なのね…

  • 特別似ているわけではないのに、この旦那が嫌悪感の塊でしょうがなかった。根幹が似ているんだと思う。でもたぶん蓋開けてみれば相手の考えてることなんてこんなもんなんだろうな、深く考えるだけ無駄だなって参考にはなった。

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著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。2002年、第42回講談社児童文学新人賞を受賞した『十二歳』でデビュー。07年『しずかな日々』で第45回野間児童文芸賞、08年第23回坪田譲治文学賞、17年『明日の食卓』で第3回神奈川県本大賞、20年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』で第69回小学館児童出版文化賞を受賞。『明日の食卓』は21年映画化。その他の著書に『消えてなくなっても』『純喫茶パオーン』『ぼくたちの答え』『さしすせその女たち』などがある。

「2021年 『つながりの蔵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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