丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。 (9) (角川文庫)

  • KADOKAWA
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感想 : 13
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  • 本 ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041111604

作品紹介・あらすじ

幽霊物件の調査を請け負う「第六リサーチ」の澪(みお)たちが向かったのは、山梨の清里高原。
厄介な依頼ばかり持ってくるエージェントの伊原(いはら)に懇願され、別荘で感じる不気味な視線の正体を調べることに。
早速、次郎(じろう)と晃(こう)と共に現地調査を始めるが、澪は相棒の幽霊犬マメが姿を消したままなことに、焦りと無力感を覚えていた。
そんな折、マメに似た気配が――? 跡を追うと、そこは次郎の兄・一哉(かずや)の捜索で訪れた因縁の廃寺で……。
大人気オカルトお仕事物語、衝撃と感動の第9弾!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズもの。

    相棒と愛娘探し。
    廃寺には、いろんな霊がいますね。

  • 飛ばして読んでしまった
    あんなにそばに居たマメが行方不明になるなんて不安だよね
    しかも一松人形と一緒だったら余計に心配しちゃう
    結果一松人形に入ってる子もわかったしマメも無事戻ってきて嬉しい限りだよね
    飛ばして読んだから分からないこともあったけど全員揃って第六だよね

  • 今回は東海林さんのお話でしたね。娘の佳代ちゃん、いなくなっていたマメとも会えて良かったです。澪ちゃんはかなり役に立っているのに、自己肯定感が低いなーと毎回思いますが、それを周りの人達がうまく支えていってるのが、このシリーズの魅力でもありますね。

  • 市松人形が、東海林さんが、報われてよかった。
    マメと前飼い主のお話、マメは人を見る目がある。飼い主がみな優しい人達でよかったしとても温かなお話でした。

  • 澪が人の忠告をいつも聞かないので、人の気持ちを考えられない、自分の都合ばかりを優先する駄目な子にしか見えない。当初からそうなのでさすがにもう成長して欲しい。そもそも報告連絡相談は大人としての基本です。

  • 表紙の澪ちゃんがとても可愛すぎるのに、後ろにいる東海林さんの見た目が思った以上に紳士で何度もガン見してしまいます。笑
    作中でも紳士な雰囲気があるのが分かりましたが、とても思ってた以上に素敵なおじ様でした❥

    いなくなったマメに女の子の霊が入った市松人形…そして東海林さんの過去。今回は前作やその前からの伏線など、色々なことに決着がつく重要な巻でした。
    作中はそんなに移動していないのにひたすら冒険した気分になる読後感です。

    東海林さんの気持ちを考えるととても悲しくてしんどいのに、マメが健気で可愛すぎてとっても癒されました。本当に可愛い。マメが市松人形をくわえているのを想像したら少しシュール。笑
    そして戦う敵( 悪霊 )も段々と強くなってきた印象があります。一筋縄ではいかない霊がたくさん出てくるので、霊障が怖い。このままだと澪ちゃんが大丈夫なのか少し不安です。

    無事にマメも帰ってきて、最後の短編でマメの忠誠心の高さや優しさ、強さなどが分かって嬉しかったです。

    今までのシリーズの中で1番大好きな1冊になりました。

  • 東海林さんのお話、ひきこまれて一気読みしちゃいました。

  • マメが戻ってきてくれてよかった〜!

  • 22.03.13読了
    一気読み。満足。
    1番感動したのは、最後のマメの元主人とのやりとりかもしれない。愛されてるのは分かるんだねー。
    澪の猪突猛進さは、変わらないし、おかしいだろってそこは思うけれど、周りのキャラでカバーされてる。次郎くん、どうしますかね。

  • あの人形がそのまま終わるとは思ってなかったが、繋がりにびっくり。スイートルームでお泊まりくらいしないと体が持たない案件。

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著者プロフィール

山口県出身。2011年『シミ。~純愛、浮気、未練、傷跡~』(宝島社)でデビュー。シリーズ作品に「丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。」「大正幽霊アパート鳳銘館(ほうめいかん)の新米管理人」(以上、角川文庫)、「神様たちのお伊勢参り」「さくらい動物病院の不思議な獣医さん」「神戸栄町アンティーク堂の修理屋さん」「神様の棲む診療所」(以上、双葉文庫)がある。その他に『不良坊主と見習い女子高生の霊感メソッド 祀町(まつりまち)オカルト事件簿』(KADOKAWA)、『リキッド。』(講談社)など著作多数。

「2023年 『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。14』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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