終活の準備はお済みですか?

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041111758

感想・レビュー・書評

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  • 終活と聞くと、字のごとく終わりに向かって行動したり、色々決めておいたりというイメージだった。
    人生の見直しね。
    どの章も考えさせられる。
    鷹野さんには独身女の互助会。
    森本さんには身近な人の認知症や介護。
    神田さんには親の介護と子育て。
    原さんには命に関わる病気。
    三崎さんには定年後の過ごし方。

    満風ノート欲しいな。

  • 終活しんどいなぁと思ってたけど、楽しみながらすれば良いのかぁ。

  • 就活は決して暗いものではなく自分の人生の見直しをする事…そんな意図を感じたけれどやっぱり複雑。
    自分の「死」の為に準備をする…そう考えるだけで気持ちが塞ぐ。
    それを時間をかけてノートに記して…メンタル弱し…にはその作業がこたえる。
    ただそういう事を整えておきたいと思う人にとって満風会のような場所は必要だろうしそういった方のお手伝いを出来るこの様な仕事は《清》のように自分の何かを変えてくれる意味ある仕事なんだろうな。人に寄り添える素敵な仕事だな…と思う。

    でも原さん…のお話はかなりしんどかった。
    《死》に対する無念さ、恐怖、後悔、やるせなさがたまらない。

  • 2022 3/14

  • 終活…。人生何が起きるかわからない。目をそらしがちだが、手をつけないとと思った。


    第四章の原さんの話が切なかった。あまりに若すぎる。一寸先が闇だからこそ、日頃からお世話になっている人には言葉を惜しまず、感謝を伝えていきたいと思った。

  • 終活なんてまだまだなにもしていない。
    まだ終活ノートを書く勇気さえない。
    振り返れば約30年、見直しをしたいことは沢山ある。
    人生の見直しを考えてみたくなる一冊。

  • お済みじゃないです!!
    と心の中で手を上げながら購入。
    胸を張って「終活の準備は済んでます」と言える人ってどれくらいいるのでしょうか・・・

    葬儀屋さんが運営する終活の準備をお手伝いする部門。
    それは直接的に物を処分したり、書類を作成する。。。というのとは違う。
    「終活」するということは自分や人生と向き合うということ。

    時間をおいてまた読み返したい本。

  • 「人生の見直し」
    「終活は前向きな活動」
    なるほどなぁでした。

    第二章の三兄弟の話しがなんだか可愛かった
    こんな風に兄弟で優しい気持ちで
    旅が出来るのは素敵だなぁ

    第三章は勝手に自分が子供産んだクセに、
    母親に押し付け、母親が倒れたら文句ばっかで、
    なんだこいつと思ったけど、
    人生の見直しをして変わってくれて良かった

    他の章も悪くはなかったけど、感情移入したのは
    この二つかなぁ

    テーマは確かに終活なんだけど
    それぞれの生き方の話だったと思った

    私も色々考えなくちゃなぁ

  • 終活 最近気になるこの言葉
    読み始めるとなるほどと 納得させられる。
    終活会社の利益についても少し思いをはせたが
    やはり 人生の終わり方が気になった。
    終活ノート書いてみたいけど 書けない事が多いかも…
    これも見直すべきかなぁ

  • 早すぎることはないのかも、終活。
    節目節目で自分のことを見直す機会だと捉えて、早くから考えておくのが良さそう。

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著者プロフィール

一九六五年東京都生まれ。大妻女子大学卒業後、会社員、フリーライターを経て、二〇〇三年『死日記』で「作家への道!」優秀賞を受賞し、デビュー。著書に『県庁の星』『嫌な女』『ハタラクオトメ』『頼むから、ほっといてくれ』『残された人が編む物語』『息をつめて』など。

「2023年 『じゃない方の渡辺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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