遺跡発掘師は笑わない 九頭竜のさかずき (角川文庫)

  • KADOKAWA (2021年5月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041112311

作品紹介・あらすじ

福井県の九頭竜湖近く、鹿殿集落にある墳墓の調査依頼を受けた無量は、忍と共に現地へ赴く。
そこは道路建設予定地で、住民が工事を拒んでいるため、理由を探ってほしいという。
辿り着いた集落は、多数の化石が眠る宝庫だった。山中を探索したふたりは、謎めいた青い石室と石塔を見つける。住民が反対する理由はここに?
しかもそれらは、福井の戦国大名・朝倉氏の伝説と、なんと恐竜にも関係がありそうで……。

ひたむきな無量の姿も眩しい、壮大な歴史ミステリ!

みんなの感想まとめ

壮大な歴史ミステリが展開される本作は、福井県を舞台に、恐竜と戦国時代が交錯するストーリーが魅力です。主人公無量と忍は、墳墓調査の依頼を受け、地域住民の反対の理由を探る中で、数々の謎に直面します。化石が...

感想・レビュー・書評

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  •  シリーズものなので、ある程度キャラを知っていないと分からないけれども、福井が舞台であって、恐竜と戦国時代が繋がったり、ダイナミックな展開で楽しめた。表紙はめちゃ美形なのだが、作中ではこの美形表紙はイメージ出来なかった。ある程度予習は必要か……。
     鉱山の話もあり、福井県の人はみんな買って楽しめるんじゃないか。やっぱり地元密着型、観光とキャラと物語がいったいになったものが良いのだろう。
     まったく本作とは関係がないが、やはり「北へ。」はあまりに早すぎた作品だったのかもしれない。

  • 今回の舞台は福井県。
    一乗谷朝倉氏遺跡は何度か行ったことあったので、背景を想像しやすかったこともあり、中盤まではサクサク読めてたんだけど…途中あっちの本こっちの本と先に読みたい本が重なっちゃって…間が空いたせいか、後半はなんとなくダレてしまった…内容がっていうより私のテンションが〜。

    最近推しになってる降旗さんが出てないからかもしれない。

    この世界は二足のわらじを履いてできるものじゃない…的なことを私も昔先輩に言われたことがある。それもやっぱり酔っ払いながらね。あの時は無量と同じで動揺して何も言えなかったけど、今なら、声を大にして無量に言いたい…。いや、そんな事ないから!と。
    一つのことを突き詰めるっていうのも大切な事だけど、全く別のアプローチで高みを目指すこともできるし、やり方は人それぞれ。(そもそも物事にゴールなんてないことも多いしさ〜)無量が今、何をやりたいかってことが大事なんだよ〜と読みながら、忍になって諭したい…と思った(笑)

  • 恐竜の化石を再利用というか、化石で作った漆器という存在に驚かされた。
    どちらも無量の得意分野。
    人のいない時代を掘るか、いる時代を掘るか。
    二足の草鞋状態に悩む彼にとっては、まさしく契機となる遺物だろうなあ。

    今回は敵方の動向は特になかったけれど、忍ちゃんの結婚騒動に現場は別の意味で大混乱。
    萌絵の武術が効かない相手も脅威だったし。
    そして、萌絵の忍に対するミーハーな心を勘違いして嫉妬を見せた無量が可愛くもあった。
    青春やな(20代半ばの子を捕まえて何を言っている)

    事件自体は物騒ではあったけれど、恐竜関連でより夢が広がる内容だったし、敵方の不穏な動きがなかっただけでも、読んでいるこちらとしては精神的には楽な展開だった。
    恐竜王国と朝倉氏の謎、両方味わえるとは何と贅沢なお話だろうか。

  • 図書館より。

    ようやく読了。
    やっぱり楽しかった!!
    化石と遺物のコラボレーション!!

    私も歯化石発掘してみたいな。

  • 盃を飲み干してはならぬ。
    忠告してもらったとしても、あれだけ簡潔に言われてしまったら何も知らない人からすると訳が分からないだろうな。

  • 二足の草鞋が中途半端、なのか、両方の知識を兼ね備えていて役立つのか、そんな最初のふっかけに答えるような展開。
    化石でできた杯なんてよく考えるなぁ、と感心。

    そしてコナンくんか祟ばりに毎度巻き込まれる3人。すごい引き。

    2023.10.1
    167

  • 化石発掘か遺物発掘か悩む無量。でもどちらもやってるからこその回でもあったな。しかし今回萌絵ちゃんは元プロボクサー世界チャンピオンと互角に戦ってたけど、どこまで強くなるのだろうか。

  • 西原無量シリーズ、13作目。

    シリーズ本編作だけれども、JKとか謎な組織が絡まなかった分、読みやすかったー。殺人やら犯罪にまで発展してしまうお宝探し設定がちょっと仰々しく感じてしまうところはあるものの、歴史ロマンと恐竜発掘ロマンの両方が楽しめて面白かったです。いつも暴走しがちなのは無量だけれど、相良さんも実はなかなかの暴走キャラだったり。萌絵ちゃんも含めて、三人三様で方向性の違った暴走キャラが読めて楽しかったデス。

  • 恐竜と遺跡。今回も物騒でした

  • 恐竜好き、発掘好きとしては大変面白く読めました。
    無量くんがちょっとずつ大人になる様子が、微笑ましい。室町、戦国時代の相関図を、きちんと把握できているともっと楽しめると思う。
    発掘、やってみたくなります。

  • 面白かったー。このシリーズ好き。

  • 確かに、ひたむきな無量の姿が眩しかった。

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著者プロフィール

千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計680万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。

「2023年 『遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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