警視庁アウトサイダー (角川文庫)

  • KADOKAWA (2021年9月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784041112335

作品紹介・あらすじ

■連続テレビドラマ化! 話題沸騰の人気シリーズ■

警視庁桜町中央署エース刑事の蓮見光輔は、組織犯罪対策課、通称「マル暴」から飛ばされてきた刑事・架川英児とコンビを組む羽目に。風貌も言動もまるで極道のような架川に困惑しつつも捜査を進めていたある日、蓮見は架川に重大な秘密を知られてしまう。
マル暴復帰のため手柄を立てたい架川と、ある目的を果たしたい蓮見、異色バディの捜査が始まる!
「俺のマル暴仕込みの捜査とお前の推理力があれば最強だ」。
「メゾン・ド・ポリス」の著者入魂、警察小説新シリーズ!

みんなの感想まとめ

異色のコンビが織り成す捜査劇が魅力の作品で、エース刑事・蓮見光輔と、マル暴から異動してきた架川英児の関係が絶妙に描かれています。最初はぎこちない二人が、互いの目的を果たすためにタッグを組む姿が、読者を...

感想・レビュー・書評

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  • 警視庁桜町中央署でトップの検挙率を誇るエース刑事・蓮見光輔にはある秘密があった。
    その光輔は本庁組織犯罪対策課(通称マル暴)から『訳あり』で異動してきた架川英児と組まされることになる。
    ある目的を果たしたい光輔と手柄を立ててマル暴復帰を果たしたい架川、最初はチグハグだった二人がそれぞれの目的のためにガッチリタッグを組む。

    加藤さんの作品で主人公が男性は少ないので新鮮だった。話としては<メゾン・ド・ポリス>シリーズのような、警察の暗部にも触れるような話。
    光輔の目的や秘密はプロローグでだいたい分かるのだが、そのためにかなり危なっかしいことをしている。
    一方で架川の方はザ・マル暴という感じで荒っぽい。これまでの加藤さん作品では昭和ネタがお馴染みだったが、こちらはマル暴ネタ(しかも古い?)が満載。

    作品には三つのお話が収録されているが、最初の二つの事件を解決するに従って、最初はぎこちなかったり互いを探り合っていた二人が次第に良いバディになっていくまでを描いている。
    今回の作品ではもう一人、本庁警務部監察係から異動してきた若井美波も二人の間に入って来る。彼女の目的は架川の監視だったのだが、やがて彼女の目は光輔にも向いていき、光輔の秘密も知られそうになってピンチになる。

    加藤さんらしくハラハラさせられたりクスっと笑わせられたりホッとしたりで楽しく読めた。
    ちょっと上手くいきすぎなところもあるが、そのくらいの準備がなければ光輔もこんな危ない橋は渡れないだろう。

    終盤では光輔の目的である、ある事件の真相の一角が見えてくるのだが、それは架川が所轄に左遷された理由とも繋がりが見えてきて面白くなってきた。
    というところでこの第一巻は終了。
    続編が出ているようなので、そちらも読んでみよう。

  •  訳あり、事情も持ちの刑事ばっかり(;^_^A

     やっぱりこういう話は大好きだわぁ。

  • 1年ほど前にドラマをしていたため改めて読んだ。ドラマでは序盤に登場した水木直央が全く出てこず驚いた。
    ストーリーの大筋は知っているが十分楽しむことができた。

  • 感想
    架川が全部ヤクザの組織に例えたり、隠語を使うのが妙に面白い。

    ママ友集まりで、誰が組長、若頭、本部長といったように。

    捜査の方法も暴力団と同じようなアプローチでなぜかそれが上手くハマるところも面白い。

    主人公の蓮見も湯川秀樹みたいに突然閃いて事件を解決する感じ。

    結局、警察上層部のゴタゴタがすべての元凶であるらしく、つい最近読んだ違う作品と構図が似通っている感じが。。。

    凸凹コンビのキャラが立っているので、楽しく読める。

    あらすじ
    所轄のエース刑事の蓮見と、なんらかの理由でマル暴から飛ばされてきた見た目がヤクザの中年刑事の架川がコンビを組んで事件を解決していく。

    初めの事件はママ友間で起こったトラブルを解決するものだったが、衝撃の事実が明らかになる。

    蓮見は、実は蓮見という人に成りすまして、自分の父の無罪を晴らすために情報を集めている。

    一方の架川は手柄を挙げてマル暴に戻ることを望んでいた。異色のコンビが様々な事件に立ち向かう。

    事件を追ううちに架川を嵌めた人物が浮かび上がる。その内情も警察幹部の出世争いだった。

    蓮見も、監察官に梶間のなりすましと疑われるが、実は警察内の協力者である羽村の助けで難を逃れる。

  • 連作短編集。
    警視庁桜町中央署。蓮見光輔は期待の星だ。母の介護のため1度兵庫県警を退職したが、警視庁に再就職した。組織犯罪対策部から架川が異動してくる。見た目はほぼヤクザ。派手なスーツにサングラスだ。何か不祥事を起こしたための異動と噂されている。
    蓮見は実は偽物。10年前に、長野で、刑事だった父が、ホステス殺しで逮捕された。その無実の罪をはらすために警察に入り込んだ。同じく架川も、暴力団とつながりのある警察関係者を探りだし、組織犯罪課に戻りたい。二人は仕事で実績を上げるために協力する。
    そして、蓮見、架川の案件に関わるのは上層部の有働?がとっかかりだと思われる。

    感想
    本書だけではシリーズは終わらない。二人のメインの謎は次の作品?に続く。「メゾンドポリス」と同じようなテイストを期待して読むと、もう少し歯ごたえがあって、意表をつかれる。組織内での覇権争いにページを割かれているから。あと、蓮見が若くてイケメンだけど、影があるので、作品全体の明るさは「メゾン」よりは少なめ。でも、読みやすい。普段、ミステリーの組織ものを読まない私でも構造がスッとわかる。会話や地の分で、説明してくれているし、その分量がくどくない。登場人物が多いけど、それぞれキャラ付けされているのでそれも読みやすい。架川の付けたあだ名、「桜町三兄弟」、笑ってしまった。
    二人が所轄内で担当する事件でも、組織犯罪対策課で培ったノウハウを発揮する架川。コミカル。見た目とのギャップが想像しやすく、上手いなーと思う。

  • はじめてお目にかかる著者の作品。いや、なかなか面白かったです。事件を解決していくに従い、蓮見と架川のふたりがだんだんと”コンビ”になっていくさまは良いですね。

    蓮見が抱える謎と企み、架川の野心がこの物語の軸になっていて、特に蓮見の企みはかなり危険でどすぐろいものなのですが、そのどすぐろい雰囲気が伝わりにくい印象。もっと蓮見のダークな内面が表現できていると雰囲気かわるかもしれません。

    とはいえ、ストーリーの展開は先へ先へと興味がそそられるものでした。続編もあるようですのでそちらにも期待。

  •  警視庁桜町署の刑事・蓮見光輔と「マル暴」から飛ばされてきた刑事・架川英児がコンビを組むところから始まるシーズン1。
     それぞれが秘密を持ちながらも、お互いの利害のために協力関係を結び、捜査にあたる。異色バディ誕生。

  • 面白くなってきたかもと思えるまでに結構なページ数がかかった。いいところで終わるし。続きを読むか悩むな…。

  • 秘密を抱える若きエース・蓮見光輔とマル暴から飛ばされてきた問題刑事・架川英児、二人の訳あり刑事によるバディもの。ドラマが面白かったので原作も、と思って手にとったもの。ドラマ視聴済みなのでどうしても西島秀俊さんと濱田岳さんの顔が脳裏に浮かんだ。

  • キャラが好みじゃなかった

  • 光輔と架川コンビ良いですね!
    続きが気になります。

  • 【請求記号:913.6 カ】

  • 元マル暴架川と所轄エース刑事蓮見がコンビを組み事件を追う話。マル暴感満載の架川の推理が案外的を得てるのが面白いし、凸凹コンビっぽい2人の関係性も良い。蓮見の目的と架川のマル暴復帰が叶うのか、続編が楽しみ。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/764437

  • 夏休みに借りて読み始めた本。図書館の返却棚に置いてあり、シリーズものになっているとのことだったので、「続編が出るなら面白いかなぁ」と手に取った。
    蓮見の、表では淡々としている一方で、過去の事情やらなりすましの切り口が、刺さりそうで奥深くまでは刺さらなかった。私にとっては、凸凹コンビの差が大きすぎて、何となく本の流れに身を任せきれなかったのかもしれない。

  • 軽い伏線もあり好きなタイプの警察小説であるが、伏線回収が早すぎる気がする。面白いので良いが。
    3.4

  • 2023年1月から西島秀俊と濱田岳主演でテレ朝系で連ドラ化されるものの原作シリーズの第1作。最初から続編ありきで書かれているようで、解決されない謎が残り、モヤモヤする。取りあえず、この巻は3つの事件が描かれるが、ある意味普通の事件が暴力団になぞらえて解決に導くところは面白い

  • 警視庁桜町中央署エース刑事の蓮見光輔は、組織犯罪対策課、通称「マル暴」から飛ばされてきた刑事・架川英児とコンビを組むことになる。風貌も言動もまるで極道のような架川に困惑しつつも、ともに捜査を進めていたある日、蓮見は架川に重大な秘密を知られてしまう。マル暴復帰のため手柄を立てたい架川は「秘密を黙っている代わりに俺の点数稼ぎに協力しろ」と迫る。一方、ある目的を果たしたい光輔も「そっちがその気なら、俺もあんたの人脈と経験を利用してやる」と受け入れて……”秘密”で繋がる、訳あり刑事バディの捜査が始まる!



    ドラマ化にでもされそうなお話だった。もうドラマ化されてるのかな?小説を読んでいるというよりは、ドラマを見てるかのようだった。テンポがいいというのか、いろんな人物の思惑とか出てきて相関図書きたくなった。


    架川さんの組対時代のやり方が本当にヤクザで笑った。というか、架川さんは組対しか知らんのだろうかってぐらいにファッションも考え方も染まってしまっていた。
    でも、それがいいふうに事件解決に繋がっていくところはさすがだし、新たな視点で見れるところもあるんだなぁと。


    一方の光輔はある秘密があって、それが割と早い段階で架川さんにバレるけど、それさえも自身の目的のために使う。2人を調査し出す若井とその若井を送り出した上層部とか出てきて、なんだかハラハラしてしまった。


    かなり気になる終わり方をしていたので、第二弾も読んでみたくなった。というか、この2人の行く末が気になる。


    2022.11.9 読了

  • 警視庁桜町中央署エース刑事の蓮見光輔は、組織犯罪対策課、通称「マル暴」から飛ばされてきた刑事・架川英児とコンビを組むことになる。風貌も言動もまるで極道のような架川に困惑しつつも、ともに捜査を進めていたある日、蓮見は架川に重大な秘密を知られてしまう。マル暴復帰のため手柄を立てたい架川は「秘密を黙っている代わりに俺の点数稼ぎに協力しろ」と迫る。一方、ある目的を果たしたい光輔も「そっちがその気なら、俺もあんたの人脈と経験を利用してやる」と受け入れて……”秘密”で繋がる、訳あり刑事バディの捜査が始まる!

  • 内容的に好きなはずなのに頭に入ってこなくて途中で断念。
    2人の過去は気になるけど。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビュー。同作は書籍化され大人気シリーズとなり、ドラマ化、舞台化、コミック化された。他著に「モップガール」シリーズ、「アー・ユー・テディ?」シリーズ、『チャンネルファンタズモ』『ご依頼は真昼のバーへBarホロウの事件帳』『風が吹けば』『桜田門のさくらちゃん』『学スクール園王キングダム国』『ゴールデンコンビ 婚活刑事& シンママ警察通訳人』「メゾン・ド・ポリス」シリーズ、『警視庁レッドリスト』などがある。

「2023年 『警視庁アウトサイダー The second act 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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