チョウセンアサガオの咲く夏

著者 :
  • KADOKAWA
3.12
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  • (62)
  • (9)
本棚登録 : 1331
感想 : 157
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041112472

作品紹介・あらすじ

美しい花には毒がある
献身的に母の介護を続ける娘の楽しみとは……。

柚月裕子は短編も面白い
「佐方貞人」シリーズ、「孤狼の血」シリーズ、『盤上の向日葵』『慈雨』など数々のベストセラー作品を世に送り出してきた著者。ミステリー、ホラー、サスペンス、時代、ユーモアなど、デビュー以来の短編をまとめた、初のオムニバス短編集。「佐方貞人」シリーズスピンオフ「ヒーロー」収録。

収録作
「チョウセンアサガオの咲く夏」「泣き虫の鈴」 「サクラ・サクラ」「お薬増やしておきますね」「初孫」「原稿取り」「愛しのルナ」「泣く猫」「影にそう」「黙れおそ松」「ヒーロー」         

感想・レビュー・書評

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  • 後味悪い系、ほっこり系、泣かせるのを狙ってる系など収録。瞽女さんの話はシリーズなのか?
    まとまっているけど、なんか物足りない。
    というか短編集に二次創作ってありなのかな。それとも脚本を書いたことがあったのかな。
    佐方検事シリーズの増田の話が最後に。こういうのが読みたかった。全体的な満足度は低い。

  • 短編集です。

    闇を感じる話から、この作家さん、おそ松さん好きなのか?と思う話など、色々ありました。

  • 短編集ではあったがコメディタッチの物もありちょっと怖い話があったりと読んでいて楽しい作品だった

  • 短いお話しが多く、読み始めから落ちが分かるものもちょっと多かったかな。
    「ヒーロー」が好みのお話しでした。

  • 短編小説だったが、短すぎてよく分からなかった。最後の佐方シリーズには懐かしさを感じた。佐方シリーズは短編でもいい。

  • 11の短編 なかなか読み応えがあった
    献身的に寝たきりの母を世話する娘
    誰かに称賛されたくて
    毒のある花を育てて母に食べさせ
    懸命に世話する
    昔 母が自分に怪我させて
    懸命に世話したように
    時代物から ユーモアありサスペンスあり
    作家の力を感じさせられた作品ばかり

  • 短編集の中でもかなり短い作品が多かったです。全体的に「黒さ」があるものが多く、読後感はあまり良くありませんでした。柚月さんはやっぱり長編作品の方が、より彼女の持ち味を活かせるのではないかと思います。今作の中では、最後の「ヒーロー」が最も印象に残りました。佐方がちょろっと登場していたのも良かったです。

  • 柚木祐子の短編集
    献身的に母の介護をする娘の楽しみとは・・・・

  • オムニバス短編集。時代物だったりイヤミスだったりと、さまざまなジャンルで展開されている。今までの柚月さんとは違ったテイストも味わえる。オチが想像つくものもあるけれど、どれもキレがあり楽しめました。

  • 11月-05。3.0点。
    短編集。短めな作が多い。

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著者プロフィール

1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同作は白石和彌監督により、18年に役所広司主演で映画化された。18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の著作に『検事の信義』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『チョウセンアサガオ咲く夏』など。近著は『教誨』。

「2023年 『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柚月裕子の作品

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