予言の島 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 909
感想 : 85
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041113127

作品紹介・あらすじ

幼馴染たちと共に、霊能者・宇津木幽子が最期の予言を残した霧久井島を訪れた淳。しかし旅館は「怨霊が下りてくる」という謎の理由でキャンセルされていた。そして翌朝、幼馴染の一人が遺体で見つかり……。

感想・レビュー・書評

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  • この間読んだのは、ミステリーかと思って読んでたら、ホラーやった。
    今回は、その逆でホラーと思ってたら、ミステリー!
    でも、これの方が、謎が回収されるから良いかも?
    よく考えたら、最初に獄門島とか出て来てた。

    相変わらず、軽快な関西弁やけど、内容は重い…
    こんな予言されて、その当日に行くのは、面白半分にしても、やはり呪縛されてるって事やな…
    ある意味、強烈な呪い…自己暗示…
    何か起こるって思うしな…
    でも、予言の呪いより、お母ちゃんの方が怖い…
    こっちが、ほんまのホラーや…^^;
    こんな距離感、嫌や〜
    やっぱりホラーかも?(−_−;)

    宜保愛子さん懐かしい。澤村さんは、実名バンバン出すけど大丈夫なんかな?

    番外編(文中より)
    「標準語の方がええと思いますよ」
    「そうですね。なんちゃっては逆効果やし」
    「気ぃ悪くする関西人は多いですよ。他の地方におる時は別にそうでもないけど、関西におる関西人って、めっちゃ心狭いですから…」

    当たってる気がする…広い心で聞こ〜^^;

    • nikuさん
      こんばんはー!
      この話はやっぱりお母さんが、ですよね。
      ちょっと前は、ホラーって幽霊の怖いだけなイメージがあってあまり読んでなかったんですが...
      こんばんはー!
      この話はやっぱりお母さんが、ですよね。
      ちょっと前は、ホラーって幽霊の怖いだけなイメージがあってあまり読んでなかったんですが、そんなことないと気づき、奥が深いなぁと実感しております。
      澤村伊智さん最近読めてないのでまた読みたいです。
      2022/03/05
    • ultraman719さん
      おはようございます!

      良く言いますが、ホントは、幽霊より生きている人間の方が怖いのかもしれませんね。(こんなお母ちゃん、背後霊みたいなもん...
      おはようございます!

      良く言いますが、ホントは、幽霊より生きている人間の方が怖いのかもしれませんね。(こんなお母ちゃん、背後霊みたいなもんですが…)
      ホラーミステリーってジャンル面白いですね。
      私は文庫しか読まないので(電車とかの移動時に読むので)、残り「ひとんち」だけかな?
      「だから見るなといったのに」っていう澤村さんを含め、色んな作者が参加してる短編集は手元にあります〜
      結構、澤村さんに染まってますね^^;
      2022/03/06
  •  個人的な事情もありまして、親というか保護者から与えられる愛情とは何なのかと思って、読み終わった時に泣いてました。

     それと、元々、ホラーは好きですが、それだけでないところに相変わらず凄い作家さんだなぁと思う私です。

  • 【2度目はホラー】というキャッチコピーだが、ホラーではなかった。どんな恐ろしいオチがあるのかと楽しみにしていたので、少し残念。
    また、仕掛けについても、まさか母親だとは思わなかったが、淳2人いるのでは?と途中で薄々気づいてしまった。キャッチコピーがあるせいで警戒しながら読んでしまったところはある。


    しかし、そこ以外はハラハラしながら読めておもしろかった。島の禍々しい雰囲気は良かったし、ヒキタの怨霊の正体など、よく出来ていてうまいなあと思った。正体がわかるまでは完全なホラーなのに、分かってしまえば怖さが一気になくなる。

    常々思うが、ホラーというのは、【終わり怖ければすべて怖い】ものだ。逆に言えば、途中までどれだけ怖く恐ろしくても、今回のように怪異の正体が現実的なものだったり、終わり方がハッピーエンドだったりすると、それまでの怖さはきれいさっぱり消滅するのだ。不思議なものだなと思う。

    澤村さんのホラーはいつも何かしらのテーマがある。今回の作品のテーマは呪いだろうか。サチカは祖母の言葉に、島民は予言者の言葉に、淳は母親の存在に…
    比嘉シリーズもそうだ。ホラーの中にメッセージ性があるので、ペラペラなホラーではなく、ストーリーに厚みが出ている。

  • 初読はミステリ、2度目はホラー。そうだそうだ、そういう帯でした。途中なんとなくの違和感はあるものの、驚いたぁ。
    澤村伊智さんのお名前を初めて知ったのがこの本。やっと読めました。

    • nikuさん
      そうですね!それが一番ですね!読みたい本がたくさんあることは幸せなことだと思います(^^)
      私は、ほかに特に趣味などもないので…
      なのでよか...
      そうですね!それが一番ですね!読みたい本がたくさんあることは幸せなことだと思います(^^)
      私は、ほかに特に趣味などもないので…
      なのでよかったらそのうち、おすすめ教えてください、読みたい本をどんどん積み上げていきます(^∇^)
      2022/01/13
    • ultraman719さん
      お勧めですね。
      nikuさんの本棚見ました〜
      めっちゃめっちゃ、被ってますね^^;

      お勧めしようとしたの読んでおられます〜
      イチオシは、「...
      お勧めですね。
      nikuさんの本棚見ました〜
      めっちゃめっちゃ、被ってますね^^;

      お勧めしようとしたの読んでおられます〜
      イチオシは、「ジェノサイド 」(高野和明)やったのに…

      本棚になさそうなの探してみました!

      「the TEAM ザ・チーム」(井上夢人)
      「閃光」(永瀬隼介)

      人情もんで
       今野敏さんの任侠シリーズ

      あと、野沢尚さんの作品も面白かったですよ。

      また、良いのあったら、お知らせします!
      2022/01/13
    • nikuさん
      さっそく、ありがとうございます(^^)
      「ジェノサイド」は名作ですよね!
      「the TEAM ザ・チーム」は、手元にあるんです、楽しみにして...
      さっそく、ありがとうございます(^^)
      「ジェノサイド」は名作ですよね!
      「the TEAM ザ・チーム」は、手元にあるんです、楽しみにしておきます♪

      永瀬隼介さん、野沢尚さんは読んだことないです!探してみます(^。^)
      今野敏さんは多作なので、どれを読んだらと長年思ってましたけど、任侠シリーズ、いってみます。

      おすすめ教えていただいて嬉しいです、ありがとうございました(^^)
      2022/01/13
  • 市川崑監督の金田一シリーズのようにはじまり、
    霊能者、オカルト、呪われた島と続き…霊能力も
    予言も全部嘘っぱちと否定しながらも予言どおりの
    不審な死が起こり…そういうこと?

    意外な結末は好き嫌いが分かれそう
    「呪われてない人なんかいない」って解釈が面白い
    社会や世間、家族…みんな何かの呪縛に囚われている

  • パワハラによる精神的ストレスにより、自殺未遂を起こした宗作。傷を癒そうと同級生達で、旅をすることに。場所は瀬戸内海の霧久井島。内容は、有名な霊能者が遺した予言が、実際に起きるのか。興味本位で行ってみたところ、「行かないほうが良い」と言われたり、泊まる旅館から理不尽にキャンセルされたりと前途多難。そんな時、ある人物が遺体で発見された。


    序盤から、怨霊や予言といった怪しさ抜群で始まる展開にホラーな要素満載でした。

    作者の澤村さんは、「ぼぎわんが来る」を始め、あらゆるホラー小説を書いているので、ミステリーと紹介されてはいますが、真相は得体の知れない何かで終わるのでは?と勝手に想像していました。

    途中までは、ホラーで感じるゾワゾワ感漂う展開だったのですが、ある真相を境にミステリー色に変化し、違った雰囲気が出てきました。

    それは、「怨霊」の正体でした。しっかりとした理由づけのもと、より現実的な真相だったので、グッと身近に感じただけでなく、ホラーとは違ったゾワゾワ感を味わいました。

    増えていく「死」。予言が本当に実現に近づく一方で、謎の人物たちが抱える苦悩には、悲しい過去となる背景があって、総合的に考えると、痛ましい出来事だなと感じました。

    これで、終わりかと思いきや、衝撃的な展開に「はい?」と思わずボカーンとしてしまいました。

    本の帯では、「初読はミステリ、二度目はホラー。」と表記している通り、再読しました。

    たしかに叙述トリックなのですが、ちょっとズルいかなと個人的には思いました。それをわからせる要素が見え隠れして、「なんだかなぁ〜」と思ってしまいました。その一方でまんまとやられてしまった感覚がありました。

    1回目はあまり気にせずスルーしていましたが、改めて読むと、「たしかに・・・」と違和感のある出来事が浮き彫りになってきます。じわじわとくる恐怖に1回目とは違ったゾワゾワ感を味わいました。

    最後が衝撃すぎた分、「怨霊」の真相が薄くなってしまったので、ミステリー小説で考えるならば、最後の真相は要らないのは?とも思いました。

    いずれにせよ、1回目と2回目で読んだ印象がガラリと違っていて、濃密な恐怖を味わった感覚で、面白かったです。

  • ホラー好きの友人に薦められて読んだのだが、最後に???となって終わってしまった。文の違和感の回収にはなったのだが、はて。

  • 呪いとは何か?
    人の怨念なのか、思い込みなのか。
    人の口から出た言葉には言霊が宿る。

    霊能者の予言とそれを確かめにいく3人組。その島では「ヒキタの怨霊」が山から降りてくる。
    出口のない島で起こる不可解な事件。事件と怨霊との関係は?
    最後まで読んだ時、読者の頭に本当の怨霊が浮かび上がる。

    おすすめです!

    「振り払いたいのに振り払えない、目に見えない力。それが呪いよ。」

  • 今は亡き霊能者の残した予言は当たるのか?
    島を訪れた淳達は予言通りに進んで行く災いに遭遇する

    違和感があるところには意味がある
    しっかりホラーでした

    速攻で戻って再読したくなる本です

    以前読んだ本でも思ったけれど悪い予言は呪いになってしまいますね

  • なんとなく違和感を感じながら読み進め、最後のタネあかしまで全編に通ずる謎に気付けず、内容紹介のあおりの通り、再読してしまいました…。
    謎の一部(ヒキタの怨霊の正体)は途中でわかったのに。悔しい。

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著者プロフィール

作家

「2021年 『ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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