七怪忌 (角川ホラー文庫)

  • KADOKAWA (2021年4月23日発売)
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感想 : 7
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041113172

作品紹介・あらすじ

ラノベ作家を目指す高校2年生の慶太は、美少女の転校生がなぜか七不思議を調べている現場に遭遇。自身も動画チャンネルを持つ従兄と一緒に夜の学校に忍び込むが、それは想像を絶する悪夢の始まりだった。

感想・レビュー・書評

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  • ラノベ作家を目指す高校2年生の慶太は、日々小説のネタ集めに余念がない。
    ある日、金髪ショートカットの美少女の転校生が密かに七不思議を調べている現場を目撃する。
    慶太はその目的を探るべく、夜の学校に忍び込むが、そこには想像を絶する悪夢が待ち受けていた。

    学校に伝わる七不思議をめぐる学園ホラー。……だけど、どちらかというと個性強めの登場人物によるキャラクターエンタメ小説と言う感じ。
    そこまで怖くはありません。
    騒がしい主人公や負けず騒がしくお調子者の動画配信者、ミイラ男のような校務員など、キャラの濃さについていけるかが全てな気がします。ツンが強めのツンデレ暴言美少女がタイプな方は好きかも。



  • 学校の怪談を巡るホラー。

    お笑い的な部分と怖い部分との緩急がうまいんですよね。
    思わず笑ってしまうというのが、この作家さんの味なんでしょうね。

    次の作品も楽しみです♪

  • 作者読みシリーズ。
    山城光が出てくることから『#拡散希望』の続編のようだが、あれから何年経っているのか、何故誉の中に魂が入っているのか等の詳しい説明はなく、前作を読んでいなくても楽しめるようになっている。
    むしろ読んでいると混乱するかも。

    元々口の悪い彼女が好みではなく、更に美少女(外見は誉)という設定まで加わり、あまりにもテンプレ的なキャラになってしまい、昔のラノベ感が半端ない。

    つまり、話には期待するなということ。

  • 他人のレビューみて本買おうと真面目に思わされた作品です。ありがとうございます

  • Web小説家を目指してラノベを投稿している主人公が、ネタ探しの過程で異世界バトルに巻き込まれます。作中と同期しているのか、本作自体もラノベ感全開でホラー風味のRPGプレイ動画配信をだらだら眺めているような読書感でしたがエピローグできっちりと締められていました。

  • ライトで読みやすく、学校の怪談ネタなので入りやすかった。

  • 結構注目している作家さんの最新作.よくある学校の怪談系だがたぶん一ひねり二ひねり.楽しみに読ませてもらう.

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著者プロフィール

最東対地 Taichi Saito
1980年5月9日生まれ。大阪府在住。2013年より執筆活動を開始し、同年にホラーブログ『最東対地の嗤う壷』を開設する。2016年、第23回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞した『夜葬』がヒット作となる。その後、異形が迫りくるスリラー系作品を数多く上梓。近著に『ふたりかくれんぼ』、他著に『怨霊診断』、『異世怪症候群』、『カイタン 怪談師りん』などがある。近年は怪談イベントで自ら怪談語りなどもする。

「2022年 『恐怖ファイル 不怪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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