向島・箱屋の新吉 新章 忍び寄る危機 (二) (角川文庫)

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  • 本 ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041114247

作品紹介・あらすじ

向島の唯一の芸者・お葉の世話をする箱屋の新吉。お葉のお客となった骨董商『松本屋』の彦右衛門の護衛を頼まれた新吉は、彼を狙う凄腕の刺客と対峙した。新吉は追い返したものの、彦右衛門には秘密が……。

感想・レビュー・書評

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  • 新しい事件が起こり解決するが完全解決とはならない。

  • 事件は終わってはいなかった。
    武家が関わることなので奉行所は手を出せない。
    そんなおり、辻斬りが多発。
    殺しもする強盗も連続で。

    新吉も捜査するが、お葉の客がスリに狙われ、捕まえたスリが仕返しを。それも4度も。
    そのしつこさに違和感があり、解決しなかった事件がまだ終わってはいないことに気づく。

    さすがは小杉健治の作品だけに、ドキドキしながらワクワクしつつ読み終えた。

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著者プロフィール

一九四七年、東京都生まれ。八三年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八八年「絆」で日本推理作家協会賞、九〇年「土俵を走る殺意」で吉川英治文学新人賞を受賞。他に「仇討ち東海道」「遠山金四郎」「風烈廻り与力・青柳剣一郎」「栄次郎江戸暦」「蘭方医・宇津木新吾」「親子十手捕物帳」「八丁堀赤鬼忠孝譚」「義賊・神田小僧」シリーズなど著書多数。

「2023年 『剣の約束 はぐれ武士・松永九郎兵衛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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