- 本 ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041114278
作品紹介・あらすじ
鳳爽良(おおとり そら)は強い霊感を持つが、そのことを誰にも言えずに生きてきた。
そのせいで新卒で入った会社を早々に辞めることになり、唯一の友人は、顔は良いが無口で何事にも無関心そうな幼馴染の礼央(れお)だけ。
そんな日々に生き辛さを感じていたある日、疎遠になっていた祖父から遺言状が届いた。
『鳳銘館を相続してほしい』
鳳銘館――それは代官山にある、大正時代の華族の洋館を改装した美しいアパートだった。
爽良は住人兼管理人代理を務める飄々とした男・御堂(みどう)に迎えられるが、そこに住んでいたのは謎多き住人達。
彼らが引き起こす奇妙な事件に巻き込まれていくことに!?
それでも爽良の人生は、確実に変わり始めて……。
感想・レビュー・書評
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高槻先生のシリーズにはじまり、最近オカルト系のお話にハマっています。
高槻先生のシリーズと違って、こちらは幽霊が見える女性・爽良が主人公なので、「本物」の幽霊しか出てこないところが特徴的で面白いです。
祖父の遺言により鳳銘館というアパートを継いだ・爽良。幼馴染の礼央と鳳銘館の管理人代理で祖父と長年の知人である吏の二人とともに、祖父亡き後の幽霊が寄り付くアパートで暮らす、といったようなお話でした。
今作は1巻ということもあり、物語全体で序章のような巻だったので、今後、3人の鳳銘館での暮らしがどんなものになっていくのかが楽しみです。
個人的には、礼央がミステリアスで何を考えているか分かりずらいので、彼の今後の動向に注目です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
二度目ましての作家さん。
読んでる事を忘れるくらいに、印象に残ってない。
読んだ時の感想を読んだら、主人公の性格が似てるなぁ~と
思ってしまった。悪い意味で・・・
恋と成長のオカルトお仕事新シリーズになってるけど
オカルトはいいとして、主人公の性格が問題あり。
カバーイラストの凛とした顔立ちに、気の強めな女性を
想像したけれど、真逆だったぁ_| ̄|○
いつも自分に言い訳してる感じが嫌だなぁ~
霊現象や、能力系やエピソードは好みだし
まとめ買いしちゃったから、とりあえず最後まで読むけど
爽良の性格にストレス溜まりそうです(ノ_-;)ハア…
住人の礼央と御堂も別の意味でストレス溜まりそう。 -
霊を視れてしかも、予知夢も見れるってすごい!!
って思ったけど、見れる人にも悩みがあるんだなって考えました。
二人の関係が友人から恋人になってほしいな
と思ってます。お似合いだと思う。
何やら不穏な感じで終わりました。
次巻が楽しみです。 -
幼い頃から幽霊が見えていて、それを周りの大人に訴えても病気扱いされて、見えないふりをしたけれど見えなくなったわけではないので疲弊して、挙句就職先はとんでもない幽霊物件で退職を余儀なくされて、家庭には居場所がなくて……な、あまりにもかわいそうな主人公が、同じ体質だった亡き祖父から受け継いだ幽霊アパートの管理人となって成長していく物語。
題材は好きなんだけど、一つ一つのエピソードにいまいちのめりこめない。唐突感があるからなのか、主人公の言動のせいなのか……。 -
物心付く頃から視えてたら判断なんかつかないよね
しかも実直なリアリストな父なら余計に
母も父寄りなら余計に黙るしかなくなる
怖い思いしても黙って隠してそれが普通になってしまう
でも鳳銘館なら皆視える共感できるそれだけでも心が軽くなる
怖い思いをすることは多いかも知れないけど幼なじみの礼央も居るし心強いよね -
どうもこの作家さんの描く主人公は苦手。 『不動産』のほうは比較的早い巻でキャラがしっかりしてきたので楽しみになってきたけど…。 こちらは3巻まで見たけど変わらず…。続きを読むか思案する。
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とても読みやすくあっという間に読み終われた。
色々な人物が出てくるが困惑もしないが、
某小説と作者が同じなので霊の見える時の感じとかは同じなんだ…と思った。 -
「第一章」
約束を破った者を。
何も感じないし見たこともなければ、ただ精神を病んで幻覚を見ているか妄想が酷いとしか思わないだろうな。
傍で見守ってきたというのであれば、ある一定の年齢を超えた時に素直に全てを話していればよかったのでは。
「第二章」
早急に見つけねば。
ずっと何かを探している姿は見かけられたが、誰にも助けを求めてこなかったから放置されていたのだろうか。
危険なものを所持しているのであれば、自室とはいえ厳重に管理し何が起きても問題ないようすべきなのでは。 -
説明が多くて読みにくかったけど、次が楽しみに
著者プロフィール
竹村優希の作品





