EVIL 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 284
感想 : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041114292

作品紹介・あらすじ

新人女性警察官の恵平は警察学校を卒業し、東京駅おもて交番へ正式に配属される。気持ちも新たに交番に立ちながら、先輩刑事の平野・桃田と、時間を超える「うら交番」の調査を進め、謎の核心に迫っていた。そんな中、交番の目の前で通り魔事件が発生。白昼凶行に及んだ犯人を恵平は何とか取り押さえるが、事件現場から持ち主不明の「心臓の落とし物」が見つかり――。人間の闇を露わにする事件に恵平は対峙する! シリーズ第6弾。

感想・レビュー・書評

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  • 第6弾!
    研修も終わって、やっと一人前?のお巡りさん!
    交番は、予想通り「東京駅おもて交番」!
    相変わらず、エグい…
    でも、通り魔殺人は、スルーして、木箱に大切に入った落とし物のハート(心臓)の方がメイン!
    何かに取り憑かれたから、清めるのに、内臓分けて木箱に入れて、神社で祓ってもらうのか…
    それで、生き返るって…そう思い込んでる自体が病んでるやん!怖わ〜
    でも、血ドバドバはええ感じ(⌒-⌒; )
    そろそろ、うら交番の秘密も徐々に、明らかになりそうやし。
    クライマックスが近づいて来た感じ。
    でも、今回は、その序章で、さぁ謎を解き明かすで!で終わってるんで解決したというか何というか…
    分かっわ!次読め!っと事やな!
    言われんでも読むわ!(^-^)v

    しかし〜研修終わるまでの短期間で、こんなにエグい事件続くか〜?は言ってはいけない^^;

    人ってね、自分のためには頑張らないのに、誰かのためなら頑張れるのよーメリーさんの言葉が頭に響く。

    • nikuさん
      こんばんは(^∇^)
      私、内藤了さん読んだことないんです。
      おもしろそうなのいくつもあるなと思ってはいるんですが、手を出せてません、いつか読...
      こんばんは(^∇^)
      私、内藤了さん読んだことないんです。
      おもしろそうなのいくつもあるなと思ってはいるんですが、手を出せてません、いつか読みたいですー!
      2022/01/27
  • 過去と現代が繋がっていくのが楽しいですね。

    しかし、今回は私の苦手な描写が(;^_^A

    でも、ケッペイちゃん達も頑張る姿は素敵ですね。

    続きが楽しみ♪

  • 内藤了『EVIL 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』角川ホラー文庫。

    シリーズ第6弾。

    次々と過去と現代で凄惨な事件が発生し、新たな謎ばかりが描かれる割にはストーリーがなかなか進まずに次巻へ続くでお茶を濁された感じ。

    プロローグに描かれる『うら交番』の時代のかなりグロい猟奇事件。本編に入ると『おもて交番』に正式配属された堀北恵平のほんわかした日常が描かれ、ホッとするのも束の間……

    白昼に堀北恵平が配属された交番の目の前で通り魔による殺傷事件が起きる。恵平たちの活躍で何とか犯人を取り押さえるが、事件現場で桐の箱に入った人間の心臓が見付かり……

    本体価格640円
    ★★★

  • 裏交番の柏村の部下永田敏夫の話から始まった。

    永田は職務中に謝って若い警察官を殺害してしまい、自首をせずバラバラにし墓地の墓に頭など身分わかるものは埋め、他は川に流した。
    そこからバラバラ殺人事件の帳場が立ったが未解決になった。
    その作業中に子供に見つかってしまい咄嗟に殺してしまった。その子も墓地に埋めた。

    その事をよくしる老記者「明野ジジイ」とよばれているものがよく永田が務めている所轄にきていた。
    明野は永田の殺人と埋葬を知っていた。
    →明野は埋めた死体を処理すると言い出した。
    何も見返りもなく、ただこういう事をやるのは私と言って、その後永田は自宅の畳に大量の血痕を残し行方不明になり、殺人事件となったが犯人は捕まらず。
    →この事件が柏村の託したい事件なのか?

    表交番では通り魔事件が起きた。
    その時に交番前に落とし物があり、その中身が人間の心臓だった。
    それを落としたのは道案内で交番に立ち寄ったおばあちゃんだった。

    そのおばあちゃんは息子が暴力を振るいおかしくなったのを清める為内臓を取りだし神社で清める為兵庫から東京まで来てい。

    おばあちゃん含め家族も内臓を清めてから体に戻すと生き返ると思い込んでいた。もしくは自分達にそう思い込ませ、現実から逃げていた。

    これを妄信殺人といい、裏交番に行った際恵平の祖父清司から聞いた話がヒントになった。
    その時は柏村には会えなかった。

    ※妄信殺人は昔医療など発達していない時代の事件と思っていたが現代でも実際に起きるのは人間の心が自分の許容範囲を超えてしまうと起きるてしまうのか。
    そういう風に考えることで悪夢を考えなくてすむ自己防衛なのかもしれないと思った。

    其の後メリーさんからは裏交番に続く道が近々取り壊しになると聞かされた。

  • 通り魔事件からの生の心臓置き去り事件!
    おもてとうらが、なぜ繋がったのか、ラストに向けて、一気に動きだしそう。
    次が待たれんわ。

  • やっと本物の警察官になった早々
    恵平の目の前で通り魔殺人が発生
    その騒動のあとに届けられた落とし物は「心臓」だった

    人の悪意も弱さも優しさも強さも様々なものが詰まっている一冊でした

    話がもしかして…と益々面白くなって来ました
    次も楽しみ

  • いよいよ、柏村さんの事件に近づいてきた。
    自戒が楽しみ。

  • 東京駅おもてうら交番・堀北恵平シリーズ、6作目。

    今回は凶悪通り魔事件と「心臓の忘れ物」事件が同時に起こるものの、二つとも特に目立った推理展開もなく犯人逮捕で終わった印象。一方で、おもて交番とうら交番が繋がった真相には着々と近づいていっているようなひりひりとした感じは受け取れる。刻限が迫っていることもあり、うら交番で起こっている事件がその真相にどう繋がってくるのか、次作以降の展開に期待。

  • 〇自分の至らなさに目がくらみながらも、心臓の謎を探る!

    堀北恵平(けっぺい)・東京駅おもてうら交番シリーズの第6弾。

    今回は、様々なこれまでの伏線回収回…か?!

    冒頭、刑事の永田の回想シーン。
    刑事の永田は、弾みで警察官の古賀を殺してしまい、それをバラバラにしたが処分に困り町はずれの農作業小屋へ向かう。しかし子供に見つかってしまい、口を封じる。いつバレるのか、ドキドキしているとその動きをつかんでいたのはなんと「明野のジジィ」だった―――

    本編。
    研修を終え、無事に東京おもて交番に配属になった恵平。
    同じ刑事の桃田と平野と一緒に、「東京駅うら交番の柏村」のルーツを探りに、群馬県の柏村の息子と孫娘を訪ねた。そこで二人とかかわりあう中で、柏村の遺品のノート類を入手する。その中に桃田は毛髪を発見し、DNA鑑定にかけるが。

    別の日、おもて交番で立番をしていた恵平は、品川の白蛇神社に行きたいおばあさんを応対する。―その時、ヒステリックな声と共に、刃物を振りかざす男の姿が見える。混乱する恵平だったが、無我夢中で抵抗し、無事逮捕される。
    その後、そのおばあさんが置いていった箱からは、なんと異臭のする生の心臓だった―――
    自分の至らなさに目がくらみながらも、心臓の謎を探る!



    至らなさ、と書いた直後に至らなさの解説をするのも何なんだが、(笑)
    恵平の至らなさが、とてもかわいい。警察官としてまだ新人、そんなに落ち込まなくてもいいのに、とつい思ってしまうが、そこは内藤了先生の書かせる責任感のある主人公像なんだな、という視点でも見てしまう。

    心臓を置いていくおばあさんもおばあさんだし、それをわずかな手がかりから追っていき真実にたどり着く恵平たちもすごい。そんなことが日本社会にまだ信仰として残っているんだ、それがこうして事件に発展してしまうのだ、という筆者の想像力に今回も感服するのであった。

  • 恵平ちゃんシリーズも毎回事件の凄惨さを更新してきます。恵平ちゃん警察学校卒業して正式に警官なったと思ったら即これ。
    今回は通り魔と、恵平ちゃんのおじいちゃんが言うところの『盲信殺人』だったしつらい…現実でもこういう事件あるけど理解できない。死者は蘇りません。。
    うら交番行っても柏村さんと会えなかったのも初でした。柏村さん出てこなかったなぁ、その代わり恵平ちゃんのおじいちゃんがヒントくれました。若さにギラつく掘北清司さん。平野先輩のスーツは昭和の男性にはとてもハイカラ、柏村さんも平野先輩のスーツ気になってたっぽいし。
    恵平ちゃんの勤務先の先輩の山川巡査を、西武ライオンズの山川穂高選手に変換して読んでしまいます。イメージ完全に山川。。
    遠くからはるばる息子(の臓器)を大事に抱えて憑き物落としの神社へやってくる老母を想像したら、死者は蘇らないことを解ってても声高に「あんたは間違ってる!」って糾弾出来ないですわたしは…(この人どうかしてるな)と目を逸らして無かったことにして終わりにしてしまいそう。こういう人にも向き合わないといけないからつくづく警察は大変です。現場で対応するのは交番勤務の巡査たちで、刑事は事件の事を遺族に報告しに行ったりその後の捜査したりと何もかも起こった後というのがまた。。この指摘は「確かに」と思いました。被害者が出てからしか警察は対応しないとはいえ(これは困ります)、巡査と刑事はまた違うなぁ。。

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著者プロフィール

2月20日生まれ。長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。著書に、『ON』につづく「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズのほか、「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」「よろず建物因縁帳」「夢探偵フロイト」「憑依作家 雨宮縁」「警視庁異能処理班ミカヅチ」各シリーズ、『ゴールデン・ブラッド』など。『きっと、夢に見る 競作集〈怪談実話系〉』『てのひら怪談 こっちへおいで』にも参加している。

「2022年 『タラニス 死の神の湿った森』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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