こうして誰もいなくなった (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 743
感想 : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041115213

作品紹介・あらすじ

孤島に招かれた10人の男女、死刑宣告から始まる連続殺人――有栖川有栖があの名作『そして誰もいなくなった』を再解釈し、大胆かつ驚きに満ちたミステリにしあげた表題作を始め、名作揃いの豪華な短編集!

感想・レビュー・書評

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  • 祝文庫化!

    平成時代を締めくくる“有栖川小説の見本市” | レビュー | Book Bang -ブックバン-
    https://www.bookbang.jp/review/article/564729?ui_medium=http&ui_source=yahoo&ui_campaign=link_back

    「こうして誰もいなくなった」 有栖川 有栖[角川文庫] - KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322103000572/

  • 著者の本をあまり読んだことがなかったため、本書のキャッチフレーズ《有栖川小説の見本市》に興味を持ち、手に取りました。
    14の中短編集で、テーマがファンタジーから本格ミステリなど幅広く、あとがきでは、著者が各作品について解説しています。
    表題作『こうして誰もいなくなった』は、アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』を現代風にアレンジしたオマージュ作品となっていて、面白かったです。
    その他は、『館の一夜』、『劇的な幕切れ』、『未来人F(江戸川乱歩の少年探偵団シリーズのパロディ)』が、個人的に好みでした。
    全体を通して、作品の収録数が多いため、相性の合う、合わないはあったものの、一冊で多彩な作品を読むことができたので、良かったです。

  • 初の有栖川有栖作品、様々なジャンルのミステリーの短編が描かれていて、どの作品も楽しめて読めました。表題作「こうして誰もいなくなった」は、超名作のアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」のパスティーシュ作品で、著者の再解釈のもと新たなかたちとして創られた物語で、クリスティの原作を読んだことのない私ですが、ストーリー、トリックなど、スリルがあって読みやすかったです。この小説を読んでみて、ぜひクリスティの原作も読みたくなりました。

  • ファンタジー・SF・ホラー・ミステリと、
    著者の色々なジャンルを読みたい人向けの短編集。
    オマージュ作品もあれば超短編もあり。

    作品によって読後感も様々でとても楽しめました。

  • 有栖川有栖の見本市というだけあって、ミステリーあり、ファンタジーあり、ホラーありで読み応えあり。作家アリスも学生アリスも出てこないけど、魅力的なキャラクターがいっぱい。

    表題作はアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」の有栖川版。外界と遮断された海賊島で、大富豪デンスケに集められた人々。到着日の夜に彼らはデンスケから死刑宣告を受ける。そして始まる連続殺人。人が殺される度に暖炉の上の人形も壊されていく。それぞれの正直な心情も描かれており、注意深く読むとなるほどーとなる仕掛け。
    終盤の展開が息付く暇もなく、一気に読める。
    胡散臭い探偵と真面目な警察官のコンビが素敵だったので、またこの2人で何かシリーズでもしてくれないかな。

    「本と謎の日々」も続編希望。人が死ぬような謎ではないけど、本屋の内情も知れてとても楽しい。
    突拍子ないけど論理的な「未来人F」、怪しい雰囲気満載の江戸川乱歩的な「妖術師」も良い。
    他もぞっとしたり不思議だったり、どれも楽しい。


    更に表紙がとても良い。赤色の妖しさと可愛さ満点の単行本と対比するような青色。妖しさと可愛さはそのままに、不思議の国のアリスの雰囲気も加わってこれもまた魅力的。好き。

  • 帯の「物語を読む楽しみが全部ここにある!」のとおり、いろいろな味わいの作品が並び、贅沢な時間を過ごせた。
    楽しめたー!
    ラストの「こうして誰もいなくなった」。驚きはないけど、面白かった。

  • 初の有栖川さんだったのだけど、短編、超短編がいくつも収録されていてどのようにお話を書かれるのか何となく把握できた状態で最後の「こうして誰もいなくなった」を読めたのでとても良かった。
    現代の日本で、『そして誰もいなくなった』をオマージュして殺人を行ったらたしかにこうなりそう!とすごく納得できて面白かった。

  • 大好き有栖川有栖だけど、これは読み切るの時間かかったな~~。
    表題作の「こうして誰もいなくなった」は一番長文なのに
    めちゃくちゃ面白くて一気に読めたのに、
    二編目のアリスで時間かかってしまった(笑)
    わたしはファンタジーを小説で読むのは向いていないなと再認識しました。

    これを読んだら火村英生に行こうと思ったけど、
    ちょっとブレーキかかっちゃった(笑)

  • 14編もある独立中短編集です。すごい面白かった…!!
    こんなに沢山読めるなんてお得感満載。ポンポン話が進むので読んでいてとても楽しかったです。

    特に『館の一夜』と『謎のアナウンス』にはホッコリし、読んでいて楽しかったです。『劇的な幕切れ』と表題作の『こうして誰もいなくなった』は面白くて、夢中でページをめくりました。最後の結末は意外でとてもびっくりしました。

    原作と同じ共倒れ。アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』が読みたくなりました。

  • タイトル買い。
    クリスティの「そして誰もいなくなった」が好きなので買っちゃった本。原作に忠実ならばあの人が犯人って事になるんだけど、なるほど、そう来たか。という感じで。
    他の短編は、好みのものそうでないのもあった感じで、全体的にはちょっと物足りなかったかな。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2022年 『濱地健三郎の呪える事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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