絶滅危惧種 花嫁 虐げられた姫ですが王子様の呪いを解いて幸せになります (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.57
  • (2)
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041116173

作品紹介・あらすじ

異能を誇るノーシュタルト一族で「無能」と蔑まれてきたエレナは、異母妹の代わりにロデニウム国の呪われた王子・ユーリに嫁ぐことに!
ところが肝心のユーリは姿を見せず、優しい人々に囲まれ、出会った狼に抱きついては癒される毎日だったが……この狼の正体がユーリ王子!?
何故かエレナのキスで呪いが一時的に解けて、人に戻れるってどういうこと!?
WEB発天然マイペース花嫁×狼王子の大逆転シンデレラストーリー!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 異能を持つことが当たり前とされている一族で、無能と言われてきたエレナ。一族の長の娘とは思えない扱いを受けてきたエレナが、呪われているという噂のユーリに嫁ぐことになるところから始まる話。呪われているといっても、今より悪くなることはないのでは?と思えてしまうのは悲しいけれど、それでもエレナの生活が一変するのは嬉しくなった。中々大切にされる理由を理解できないエレナだけど、少しずつリラックスできるようになっているのも伝わってくるし。表裏のないエレナにユーリが惹かれていくのも、見ていて楽しかった。

  • 異能の一族ノーシュタルトに生まれながら「無能」と蔑まれてきたエレナは異母妹の身代わりとしてロデニウム国の呪われた第二王子ユーリに嫁ぐ。
    結婚相手のユーリと会えないまま、離宮の優しい使用人たちは虐げられ不幸なエレナに気付きなんとかしてあげたいと優しく接し、そんな優しい人たちに囲まれて少しずつ傷付いた心が解け、幸せを感じるエレナの姿がかわいかった。
    そんなささやかな幸せの日々の中、ある夜出会ったの狼を「わんちゃん」と呼んで抱きつき、一緒にベッドで眠ったりごはんを食べたりすっかり懐いた頃、狼の正体がユーリ王子だと知る。
    始めはエレナに興味のなかったユーリがエレナに惹かれ甘々になっていく姿もジレジレでおもしろかった。
    エレナの父があのままで終わるのかによっては続くのかな?

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

一迅社ノベルス「殿下、あなたが捨てた女が本物の聖女です」など。

「2023年 『元シスター令嬢の身代わりお妃候補生活2 ~神様に無礼な人はこの私が許しません~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

狭山ひびきの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×