- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041116210
作品紹介・あらすじ
カウンセラーの千尋は、自殺志願者の奈央から自殺サイトの存在を知らされる。その管理人は、8年前に知り合った「ヒロアキ」ではないかと疑いを抱く。過去を辿っていくうちに明らかになる真相とは!?
感想・レビュー・書評
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カウンセラーの千尋は、自殺願望のある女子高生の相談者から自殺サイトの存在を知らさせれる。千尋はそのサイトを確認し、管理人が8年前に故郷の山口県で知り合った「ヒロアキ」ではないかと疑いを抱き、調査を始めるが……。
現実と虚構が曖昧になるような、複雑な構成の小説。読んでいて、どこかにずっと違和感を抱き続けるような、もやもやした気分になります。
作中で語られる事件に「あれ?」と思い、ネットで検索したのですが、そんな読者の行動も作品の中に組み込まれているようで、踊らされているなあと苦笑いしてしまいました。
もう一度注意深く読み返しても楽しいかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いわゆるサイコパスを扱った小説。騙し絵のようの小説でもあり、読んでいてどことなく違和感を感じつつラストに至りました。ともすると虚実があいまいになり、初めから読み返したくなります。
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改題前の単行本『毒よりもなお』を読んでいたのに全く気づかなかった。よくわからなかったので頭に残らなかったようだ。
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んー、森晶麿さんぽくない。
いい意味で裏切られた感じかな。
著者プロフィール
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