お電話かわりました名探偵です リダイヤル (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 156
感想 : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041116241

作品紹介・あらすじ

「<万里眼>を出せ」。Z県警通信指令室に頻繁にかかってくるようになった<出せ出せ男>からの入電。身元を特定する手がかりはまったくない。気味の悪さを感じつつ、今日も市民からの通報に対応していた早乙女廉は、男の子から『宇宙人にさらわれた』という一報を受ける。信じがたい内容に動揺していると、ほかならぬ<万里眼>その人、君野いぶきがいつものように割り込んできて――。電話越しに事件解決、空前絶後の警察ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目です。
    前回同様、万里眼の異名を持つZ県警通信指令室の君野いぶきが電話越しに事件を解決します。

    1話目の子供の通報の件は現実にあったら悪戯で片付けられそうな案件。無事に解決してよかったです。

    主人公2人の人物像より脇の登場人物が魅力的な不思議なシリーズです。

  • 【収録作品】プロローグ/CASE1 宇宙人にさらわれた少年/CASE2 撮り鉄に気をつけろ/CASE3 おかしな訪問者/CASE4 ひき逃げ犯は誰だ/CASE5 お電話かわりました白馬の王子さまです

    電話だけで事件を解決してしまう〈万里眼〉の活躍を描く連作。探偵要素はともかく、やっぱり主人公二人のキャラがうっとうしいかな。

  • 佐藤青南『お電話かわりました名探偵です リダイヤル』角川文庫。

    シリーズ第2弾。安定の面白さ。プロローグと5つのエピソードで構成される安楽椅子探偵ミステリーの変型のような作品。

    県警通信指令室に勤務する君野いぶきは電話越しに事件をたちどころに解決することから『万里眼』と呼ばれていた。そんな通信指令室に『万里眼』を電話口に出せという謎の男からの電話が相次ぎ……

    本体価格680円
    ★★★★★

  • 俺でもわかってしまった章もあるから空前絶後とは思わないけどカラッと読むのに適した内容なのでこれはこれで良きかな。

  • 通報の電話だけで事件を解決してしまう通信指令室を舞台にした、まさかのシリーズ第2弾。
    前作では、ちょっと無理やりな感じがしたので、続編が出ていて、買うのをためらったのだが、今作では通信指令室の「万里眼」の正体を探す為、通信指令室に頻繁に電話をかけて来る「出せ出せ男」の問題が、全作品のベースにあったので、前作よりは楽しめた。
    この作者さんの作品は他のシリーズの方が好きなのだが、好きなシリーズは終わってしまったので、今作を読んでいるが、今作はどこか安楽椅子探偵もの的であり、しかも恋愛寄りなので、本格的なシリーズものが始まることを期待したい。

  • 通報電話だけで謎を解いてしまうミステリーの第2弾です。これドラマ化できそうですけど、主人公たちがほぼ通信指令室を出ないので地味かな。

  • シリーズ2作目。救急指令室への入電から現地に警官が到着するまでの間に推理してしまうという制約からか、謎解き自体は軽い感じだが、結果的にその後の相手の人生にまでも影響するところが凄い。
    それにしても、あれだけあからさまな君野いぶきの態度が早乙女廉にだけはなぜ通じないのか、鈍すぎる!廉の優柔不断ぶりもあそこまでいくと天晴れ。

  •  110番の司令室で電話越しに事件を解決する『万里眼』の異名を持つ警察官が居る。

     いつもの様に市民からの通報に対応していた早乙女だったが、不可解な通報に困惑していると、『万里眼』その人・君野いぶきが電話を変わり…

     お気に入りは「白馬の王子さま」。
     ミキがまさかのお嬢様だったとは。司令室から誘拐事件解決はお見事でした。

     早乙女といぶきの関係がもどかしい!早乙女は鈍感だし、いぶきは意地っ張りでヤキモキでしたが、少しだけ前進したのかな?
     ミキもてっきり早乙女の事本気だと思ってましたが、コロッと和田にシフトチェンジ。これからどうなるか楽しみです。

  • シリーズ第2弾。
    県警通信指令室に勤務する警察官が通話のみでサクサク事件を解決してお話。
    5話からなる短編集。

    ただ事件を解決するだけではなく、関わる人達の心もほぐして良い方向へ導くようなそんな説得力も持ち合わせた万里眼です。

    同僚の鈍感君の鈍感度の設定がちょっとどうかと思うけどなかなか楽しめる一冊でした。

  •  110番通報の内容だけで事件を解決する「万里眼」君野いぶきと彼女を慕う同僚の五月女廉のシリーズの第2作。難しい設定だが、なかなかのクォリティー。ただ、第1作の第一編が傑作なのに比し、今回のは凡庸。しかし、事件の謎を解くだけでも難しいのに、さらに君野に通報することにより、通報者の人生まで変わっていくところを描くという意図は前作から変わっておらず、なかなか感動的でもある。それに比べ、いぶきと廉のラブストーリーはジュブナイルめいているのは、相変わらず微笑ましい。

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著者プロフィール

1975年長崎生まれ。「ある少女にまつわる殺人の告白」で第9回『このミステリーがすごい! 』大賞優秀賞を受賞し、2011年同作でデビュー。ドラマ化された「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズのほか『お電話かわりました名探偵です』『ストラングラー 死刑囚の告白』『嘘つきは殺人鬼の始まり』『人格者』など著書多数。2016年『白バイガール』で第2回神奈川本大賞を受賞。

「2022年 『犬を盗む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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