怪談狩り 黒いバス (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 80
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041116333

作品紹介・あらすじ

ある日突如現れる、黒いバスのような乗り物は、生者と死者の恨みを乗せて走る――今なお継続する怪異に震えが止まらない「黒いバス」他。本書収録作をまとめて読むことで恐怖が増す、本当に怖い怪談実話集。

感想・レビュー・書評

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  • 連作?複数の目撃談?な「黒いバス」はもちろん怖い。
    個人的には、ひたすら得体の知れなさがあふれでる「幽霊話ではない」が好きかも。
    昔ながらの伝承にも似た「洞窟のお堂」もいい味です。

  • 怪談は子供の頃より大好きで
    松原タニシさんの怖い間取りを読んで以来
    久しぶりに怪談らしい本を買って読みました。
    「サヤマさんが来る」はものごっつう怖い❗️
    秀逸です、必読です❗️
    黒いバスの話は初めて聞いた不思議な話でした。
    何度かこのバスはこの本の中の話に出てきますが、
    日時も場所も人も違うのに、同じ思いの時にその人に見える摩訶不思議なバス。
    大変面白かったです。
    シリーズ化してるようなので、他も読んでみます。

  • 本屋で思わず手に取った。初めて知った作家だが実話怪談蒐集家らしく、九十九怪談などの木原浩勝氏とも関係があるようだ。木原氏の怪談は割とあっさりしたものが多くそれが怖くもあるのだが、中山市朗氏の文体はとても読みやすく、そしてとても怖い。中には本当にそんな場所で初対面の人にそんな話をするだろうか?というのもあるが、全体的にはゾクゾクして大いに楽しめた。表題の黒いバスはとくに良かった。他の著作も読んでみたい。

  • 「洞窟のお堂」「私が二人」「鬼が来る」「メガネ」「思い出ノート」「サヤマさんが来る」が印象に残っている話。そしてタイトルにもなっている「黒いバス」。

    「黒いバス」が登場する一連の怪談。時代も場所も違いながら、各地で目撃される怪異。最終話の「お手伝いします」で語られたことから、何者かの介入があるのだろうと思わされます。人知を超えた何者かの。
    長年積み重ねられてきた、多くの人々の執念・怨念が形取って生まれたものなのか。
    手伝いをしてもらわなかった、してもらえなかった語り手の女性。手伝いの代償は、と考えると恐怖も生まれるけども、悲しみの方が強く残ります。
    どんな境遇になってしまっても、忘れることのできない執念を抱えてしまうのは、こわい。理不尽を許さない、理不尽に復讐するには、そうするしかないのかもしれないけども。そんな境遇にない自分の幸せを噛み締めるだけです。

  • <目次>


    <内容>
    中山市朗の「怪談狩り」シリーズ第7弾。いわゆる夏シーズンからちょっとずれて8月下旬の刊行。一部の雑誌掲載の話を除いて書き下ろしなのだが、実はそっちのほうが怖かったりする。タイトルの「黒いバス」(4つくらい載っているかな?)は、若干の消化不良の気がする。いわゆる「呪い」ものだが、デパートの風采の上がらない部長の呪いの話(「ロッカールーム」)のほうが怖い。

  • 面白すぎました。好きなのは『横向き』『おばあちゃん』『洞窟のお堂』『バブル霊』『幽霊話ではない』『朱の盆』『黒いバス』『霧の出る夜』『パイナップル畑』『衝突事故』『メガネ』『田園風景』『私も見た』『海底の家族』『廃墟』『お手伝いします』
    黒いバスのシリーズは面白かった。
    昔読んだ怪談に海底を走る自転車のはなしがあったけど、海底の家族も同じ系列かなーとか思う。
    韓国で買ったメガネは霊の見えるメガネだったのは呪物ってことでそれもかなり、興味深い。
    なんていってもいちばん最初の『横向き』は最高に怖い。これを最初に持ってくる本の構成にも敬服します。気付かれたら横向きじゃなくなるのかな、めちゃくちゃ怖いです。
    また次刊を楽しみにしてます!!

  • 昨年は読めなかったから待ってました、
    怪談狩りシリーズ。
    黒いバスは、強い憎しみを持ってる人の元に現れるらしく、しかも死者、生者問わず?!
    恐いけど面白い。

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著者プロフィール

(なかやま・いちろう)兵庫県生まれ。怪異蒐集家、放送作家、オカルト研究家。クリエーター養成塾「作劇塾」塾長。木原浩勝氏との共著『現代百物語 新耳袋』(全十夜)は、ロングセラーとなった。著書に『怪異実聞録 なまなりさん』『聖徳太子 四天王寺の暗号』『怪談狩り 市朗百物語』『怪談狩り 赤い顔 市朗百物語』などがある。

「2021年 『怪談狩り 黒いバス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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