- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041116401
作品紹介・あらすじ
大正時代。ある事情で東京に出てきた弓子は、自立した女性に憧れ銀座の裏路地の小さな雑貨店で働くことに。店を営むのは人間離れした雰囲気の男性2人。その商品には縁結びの力が宿るという噂があって……?
感想・レビュー・書評
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女性が働くということが一般的ではなかった時代。それでも働いて自立したいと思っている弓子の頑張りが楽しい。かなり向こう見ずなところもあるけれど、心から働きたいと思っているのが伝わってくるから。不思議な雑貨屋で働くようになってからも、自分ができることを一生懸命やっていて応援したくなる。そんな弓子に間の態度が軟化していくのが伝わってくるし。神様と人間。全く違う存在だけど、神様だから何でもできる訳でもなく、人間だから何もできない訳でもない。そう思うと似ているところもあるのかも。お店に来るお客さんとのやり取りを通して、そんな風に思った。
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弓子がポジティブ過ぎるためか、身の丈を知らず傲慢な感じがしてちょっと嫌だなと思いましたが、徐々に成長してくれて気にならなくなりました。
ゆるっとした不思議な事件中心で恋がほんのり香る内容。 -
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著者プロフィール
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