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- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041116463
作品紹介・あらすじ
優れた味覚を持つ仁吉少年は、〈森山園〉で日本一の葉茶屋を目指して奉公に励んでいた。ある日、大旦那の太兵衛に命じられ上得意である阿部正外の屋敷を訪ねると、そこには思いかけない出会いが待っていた。
感想・レビュー・書評
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お茶壺道中という聞き慣れない習わし、徳川様という当時では最高の存在だろうけど、ちょっと嫌かも。自分の生まれた宇治の宇治茶を、想いを背負って仁吉は江戸で生きて行くのだけど、色んなことが起きた。太兵衛に認められて仕えていたのが、まさか自分が太兵衛になるとはなぁーしみじみ何が起きるかわからんってこと。阿部正外が実在するのも驚きました、一層のめり込めたのもあります。お徳の方が横浜行くんかい、利吉と仲良くするんかい、元吉が茶王かい、良吉がイギリス行くんかい、思えば森川屋か森山園かで大きな分かれ道。おきよの出番もっと
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重厚な構えの話の進め方、嬉しいですね、梶節。
もし叶うならば、梶さんの筆でお香のお話を読んでみたい。 -
宇治茶を販売する店で働くことになった小僧が、成長していくお話。
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