- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041116647
作品紹介・あらすじ
帰宅途中、突然「聖女」として異世界召喚されてしまった朝陽。仕方なく魔王を倒したが、その途端勇者に裏切られたことを知る。真実を知り心が折れた朝陽は、魔王の死を嘆く魔族のため力を振り絞り魔王を助けるが!?
感想・レビュー・書評
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先に同作者さんの「聖女じゃないと〜」を読んだのですが、こちらはその前身みたいな話でした。
とくに前半は既視感しかない流れ。
しかし聖女設定が足をひっぱってるのか、ザマァの始末の付け方というか、人間サイドの処理が雑な印象。
最後はモヤモヤ残りました。
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無理やり連れて来られた世界で、聖女の役割を押し付けられていた朝陽。裏切られて自暴自棄になっても、周りの人を助けようという気持ちはなくさないのは凄いと思った。魔王と過ごすことになってからは、最初は戸惑っていたけれど好きなように過ごしているのが楽しそうで嬉しくなる。敵視する人(?)もいるけれど、好意的な人たちの方が多くて、迷いもなく朝陽を裏切った勇者たちよりむしろ「人間らしい」よなぁ。と思えたから。常識が違うからかすれ違うことも多い魔王と朝陽。それでも朝陽のことをとにかく大切に大切にしようとする魔王と一緒なら幸せになれそう。と信じることができた。
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溺愛もの。
聖女が男だったと言うのと、異世界へ召喚かれた聖女なのに召喚した側の人間に裏切られるという、可哀想な受け。
魔王に愛されて幸せな日々となります。
天野かづきの作品





