真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました (9) (角川スニーカー文庫)

ざっぽん やすも

• KADOKAWA (2021年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

　『勇者』ヴァンを退けることに成功し、つかの間の平和な日常が戻って来たゾルタン。
しかし、ヴァンは自分を倒した先代『勇者』ルーティを討つことに並外れた執着と異常なまでの執念を燃やしていて……!?
　その姿を目にしたレッドは、妹との平穏な日々を守るため、そして『導き手』として新たな勇者の道を正すため奔走する。
「お兄ちゃん、お疲れさま。いつも頑張ってるんだから、今日は私にまかせてのんびり過ごそうよ」
薬草農園で流れる悠然とした時間、妹と過ごすおだやかな日々に透き通る風が吹き抜ける――。
幸せ溢れるスローライフ・ファンタジー第９弾！

感想・レビュー・書評

[芳樹さんの感想 · 2022年11月3日]

『勇者』ヴァン再訪。ルーティを倒すことに異常なまでの執着を見せるヴァンに、レッドは勇者の『導き手』としてどう向き合うのか…。今回は何と言ってもアルベールの活躍が感動的だった。チンピラみたいな三下キャラだったのに、ここまで人間的に大きくなったとは…。立派なゾルタンの『英雄』になっていて、これはテオドラが惚れちゃうのもよく分かりますね。レッドが体を張って「導いた」ヴァンが、これからどう変わっていくか楽しみです。

[rantさんの感想 · 2021年11月23日]

ぜんぜんスローじゃない生活。
結局元勇者パーティ復活な部分あるし。
まあ、誘発されてドラクエを始めたのはないしょ。

[りきだすさんの感想 · 2021年11月11日]

前巻に引き続いてもう一人の勇者とのお話。
対峙することは避けられず、このままシリアスな展開に...!?
今後の展開が気になるところですが、このままスローライフな日々が続いていくといいなと思いました。
また様々な恋が語られる本巻、アルベールファン必見です!!