洛中洛外をゆく (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 60
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041117750

作品紹介・あらすじ

『蜩ノ記』や『散り椿』など、数々の歴史・時代小説で読者を魅了し続けた葉室麟。著者の人生観や小説観を掘り下げ、葉室文学の深淵に迫る。作品の舞台となった京都の名所案内も兼ねた永久保存版!

感想・レビュー・書評

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  • 京都に居を構えた著者が、自身の小説の主人公たちについて語り、関連する洛中洛外の寺社等を解説する。
    第1章『乾山晚愁』の尾形光琳・乾山、第2章『墨龍賦』の海北友松、第3章『孤峰のひと』の小堀遠州。
    それに著者の人生論等を述べたエッセイと、澤田瞳子ほかとの対談を併録。
    葉室麟ファンには、一読の価値あり。

  • 葉室さんの名で出されている本だが、1〜3章の地の文は葉室さんの文章ではないはず。戸惑いを覚えた。

  • 興味深い内容を色々と詰め合わせたような一冊になっていると思う。
    何か、雑誌等に掲載されているような感の内容を集めて文庫本にしたというような感じである。
    葉室麟は、京都で活動した芸術家を題材に、或いは主要視点人物とする物語を幾つも綴っている。そうした作品を取上げ、人物や所縁の場所の話題を展開するという内容が最初に在る。
    葉室麟は仕事場を京都に構えて住むようになって行くのだが、そういう関係で京都新聞にコラムを寄稿した経過が在るようで、それらが収められている。
    更に色々な型との対談が纏められているというモノが在り、それらがこの文庫に収められている。
    こういう多彩な内容だ。
    作者自身が加わる小説の解説と紀行、作中に登場するような所縁の地を訪ねる関係の情報は、本当に興趣が強く沸き上がった。コラムと対談の内容もなかなかに好かった。
    広く御薦めしたい!

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著者プロフィール

1951年福岡県生まれ。2005年『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し、デビュー。2007年『銀漢の賦』で松本清張賞、2012年『蜩ノ記』で直木賞を受賞。2017年12月、逝去。



「2022年 『決戦!忠臣蔵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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