皇帝の薬膳妃 紅き棗と再会の約束 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 173
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041117774

作品紹介・あらすじ

伍尭國の北の地・玄武で、性別を偽り医師を目指す少女・董胡。合格の証書を授かるため領主邸を訪れたところ、自身が行方知れずとなっていた玄武の姫であると明かされ、さらには皇帝へ輿入れを命じられて……

感想・レビュー・書評

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  • なかなか面白そうな感じ。

  • レイシとの過去話は楽しく読めたし、後半の先読みについて信じた人と信じなかった人の顛末も面白かったのだが、全体的には中途半端な印象。
    様々な決着がつき切らず、宙ぶらりんになったまま終わってしまうので、どうにもすっきりしない。
    レイシとの再会の件も、玄武公一家へのざまあ展開も、異母弟とのことも。
    何か一つでも完全勝利があればよかったように思うが。
    今後続くのだとしても、すっきりできる話も欲しかった。

  • かなり前に購入してたのに、男装妃ってコトで『またか』感が序盤酷くて放置してた。
    読み始めたら面白く、主人公の度胸と機転が気持ちよくて続きが気になる展開に大満足!
    度胸というのが無謀とは違って、貴族ではなく平民だったから、という設定でキチンと無理なく読ませてくれるからこそ、こんなにも違和感なく読めたのだと思います。
    ココが単なる考え無しの強気なだけの主人公だと、途端に薄っぺらくなるので。
    この作者さん初読みですが、その辺上手いなぁと思いました。

    舞台と設定は手が込んでいて読み応えがあります。
    黒幕の失脚をどう演出していくかで今後作品の深みが変わるかな?
    主人公とレイシの関係も簡単安易に進まなければ個人的には嬉しい。
    続刊読むのが楽しみです。

  • 設定やテンポも良く、エンタメとしてさらっと読めて続きが気になった。続編を買おうと思う。
    中華ドラマの本verの様だったので、美男美女キャストでドラマ化してくれたらとても面白いなぁと思った。

  • もどかしい…。
    けど面白い。

  • 後宮や官吏制度などの設定がしっかりしていて、一人二役の組み込み方も無理なく、安心して読める。
    主人公のひたむきさがとても良く、それがレイシを動かすところもよい。
    「十二国記」好きの私にはとても刺さった。

  • 2022.12.07

  • お互いに気付いてないじれじれ感が楽しい。董胡がしっかりとした薬の知識がある真っ直ぐな良い子で可愛い。レイシは駄目な所も目立ちますが、董胡に影響され変わって行ってるので成長が楽しみです。

  • レイシ様の味方のいない境遇も人間不信っぷりもリアルでとても辛い。
    続きは出るのかな?幸せになってほしいものです。

  • やっぱり中華ファンタジーは面白い!

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著者プロフィール

尾道 理子(オノミチ リコ)12月31日生まれ、広島県在住。第5回角川文庫キャラクター小説大賞〈読者賞〉を受賞し、作家デビュー。著書に『毒母の息子カフェ』「皇帝の薬膳妃」シリーズがある。

「2023年 『皇帝の薬膳妃 赤椿と蒼き地の波瀾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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