嵐の湯へようこそ! (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2021年12月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041117811

作品紹介・あらすじ

ご町内の謎解き、承ります!

条件は、建物と従業員はそのままで事業を続けること――。存在すら知らなかった伯父の遺産を相続し、謎めいた2人の従業員とともに、昔ながらの銭湯を経営することになった姉妹。ある日、常連客の1人がふと口にした奇妙な謎を解いたことをきっかけに、町内を悩ます”謎”が次々に持ち込まれるようになる。同時に姉妹の周囲で立て続けに不思議なできごとが起きて……。凝り固まった心と体がゆるゆるほぐれる、温かい日常ミステリ。

みんなの感想まとめ

日常の謎解きをテーマにした物語が展開され、姉妹が伯父の銭湯を引き継ぐ様子が描かれています。常連客から持ち込まれる謎を解く中で、ほっこりとした人情や恋愛模様が織り交ぜられ、読者に温かい感情をもたらします...

感想・レビュー・書評

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  • “ご町内の謎解き、承ります!
    不思議な銭湯で、姉妹探偵が大活躍。
    ほっこり温かい読み味の日常ミステリ。“
    という帯が気になり手に取りましたが、、

    中盤から突然ファンタジーになり、ちょっとびっくりしましたが、(ファンタジーとは予想していませんでしたので、、f^_^;)その流れを受け入れると面白く読めます。終盤はファンタジーと日常の謎解きの畳み掛けで一気読みでした。◎
    ネタバレになるので内容には触れられません、ごめんなさい。( ´_ゝ`)

  • 昔ながらの銭湯を相続した姉妹が謎を解いていく話。
    人情物と期待したが、次第にファンタジー色が強くなり、途中から楽しくなくなった。
    常連客が持ち込む謎も、特に磯部さんが閉じ込められた件は、まどろっこしい。そんな旦那さんいないよ。

  • 日常ミステリ+α。
    「凝り固まった心と体がゆるゆるほぐれる、温かい日常ミステリ」と謳い文句にあるが、それは前半。
    真に受けて、銭湯を舞台にした、ちょっと不思議な日常ミステリ、だと思っていたら(一応はそうなのだけれども)、壮大なファンタジーの片鱗をのぞかせるものになって、正直違和感を感じた。莉央・紗央姉妹にはそれぞれ別の意味でのいらだたしさを感じてしまう。

  • ほんのりファンタジー、ひっそりミステリー。
    どことなく切ない恋愛と、ほっこりする人情。
    亡き伯父が営んでいた銭湯を、引き継いだ姉妹が主役。
    引きこもりがちな妹の紗央が安楽椅子探偵風で、翻訳業兼銭湯の番台係の姉の莉央がストーリー回し。
    常連さんたちの日常のミステリーを推理してスッキリさせたりもする。
    莉央の恋模様なども織り交ぜつつ、事故で亡くなったはずの伯父について、意外なことがわかってきたり。

    刺激も控えめで起伏が少ないので、好みは分かれるかも。
    私はこの程よい感じは、わりと好き。

  • 最初、莉央と紗央の姉妹が伯父の銭湯を引き継ぐことになり、常連客さんが持ち込む問題の謎解きをする・・・あたりまでは面白かったけど、途中からオカルトになり、ちょっと現実からかけ離れ過ぎていて、思っていた謎解きと違っていました。そして、紗央の学生時代の話しも、必要なく思えて、なんだかなぁ・・・って感じでした。でも、伯父さんが幽霊?になってあらわれるのは面白かったです(笑)。もっと姉妹が謎を解く話がほしかったです。

  • 銭湯を舞台に、お客さんが持ち込む謎に姉妹が挑む。みたいなお話かと思えば中盤以降意外な展開になります。この展開は賛否ありそう。キャラの造形が結構凝ってるので、単発で終わってしまうのはちょっともったいないかも。

  • 2023.5.9読了
    顔を合わせた事もない伯父が亡くなり、唯一の相続人である姉妹に示された遺産はなんと銭湯だった。
    銭湯の経営など、いや経営自体経験のない姉妹はこれからどうする…?
    と、舞台が銭湯だけに、何か下町の人情話などを想像していたが、話はそっちにいかないのである。人情話の方がよかったなぁ。まさかのファンタジーになるとは。結末もなんだか駆け足な印象だったし。
    ファンタジーならその設定を活かしてもうちょっと肉厚な話が読みたいと思ってしまった。
    うーん。最近なんだかなぁ。

  • 嵐の湯へ、どんな話なんだろうと読み始め‥
    会ったことのない伯父さんからの相続で姉妹二人がお風呂屋さんの経営に携わる事となって日常の謎解きをしていくストーリーかなぁと思ったら‥前半はそんな感じでした。

    税務署署員の疑問、外国人風の従業員兄妹、弁護士は信用できるのか、、、いろいろな謎解きもありつつ中盤からはとんでもストーリー(笑)

    個人的には日常ミステリーなの?ファンタジーなの?どっちだよーと思うけど、登場人物のキャラは嫌いじゃなかったです。

  • 日常の謎解きや人々の関わりのお話かと思ったら、ちょっと違った。

  • 最初はどんな展開になるのだろうとワクワクしたけど、最後はんーっ。。

  • 優しい雰囲気に包まれたファンタジー小説。
    叔父の遺産、銭湯を相続した姉妹の周りで起こる些細な謎を解決していくうちに、あり得ない不思議な出来事に関わっていき、ファンタジーへと進んでいく。
    途中、妹の高校時代の出来事(ミステリー的な出来事)のストーリーが長く、本筋をかなり脱してしまっているが、この部分で妹のキャラクターを表現したかったのだろう。
    ハッピーな終わりを迎え、読者をほっこりさせる作品だ。

  • ほのぼの日常の謎系のお話…だったのは途中まで。ひょいと角をまっがたら一気にギアが入って遠くまで連れて行かれた感じ。まさに嵐の湯でした。
    姉妹で探偵と助手役はあまりないと思うが、新しい安楽椅子探偵(実際は体育座りで隅に座り込んでいるけど)のパターンかな。
    莉央の紗央に対するちょっと複雑な感情はよくわかる。年齢差のせいか、わりといい姉妹関係だと思う。このまま探偵事務所の看板は下ろさないでいて欲しい。ビスコ以外のお菓子も知りたいので、続編があるといいです。

  • 「カバーのイラストが可愛いな。内容は姉妹のほっこり系か、読んでみよう」と即決。
    ほっこり系にしては妹のキャラが強めで、読み進めるとお客さんの小さな謎を姉妹独自の方法で解決していく推理小説的な流れに。
    …と思いきや中盤以降はまさかのSF展開!

    購入時に裏表紙のあらすじを読みましたが、まったくSFの雰囲気は感じなかったので驚きました。
    それでも、物語の始まりから至る所に伏線が張られていて、それをしっかり回収していくので、しっかり作り込まれているなと思いました。おお〜これも伏線だったのか!というところもあって、個人的にはとても楽しかったです。

    いろいろな要素が詰め込まれていて好き嫌いが分かれそうな作品ですが、もともとSF・ファンタジーが好きな私にとってはお気に入りの一作になりました。
    物語のその後が気になるので、続編に期待!

  • 突然銭湯を相続することになった姉妹。お客さんから相談され姉妹で謎を解いていく日常ミステリー。ほんの小さな謎だけれど魅力的で面白いと思っていたら後半に入ると思わぬ方向へ展開する。ネタバレになるので書けないけれどこの展開もなかなか良くて楽しめる。でもやっぱり前半部分の方が好きかな。あのまま続いてくれた方が嬉しい。

  • 設定は面白そうで、日常の謎解き辺りは良かった。訳ありな南方兄妹も、人外だろうなーとは思ってたけど、もっと早めに正体が分かっていればなー。急に秩序がどうのと大きな話されても。敵対勢力とのごちゃごちゃも恋愛がらみでいまいち消化不良。シリーズ化しそうだけど、もうオチが付いてしまったか。

  • 少しおとぎ話のようなお話。

  • ある日、伯父さんの経営していた銭湯を相続した姉妹。
    妹は極度の人見知りながらも名探偵を目指しているというだけあってなかなかの推理力の持ち主。
    という設定から思い浮かべる展開の思いっきり斜め上を行く流れにびっくり。
    うわ、そうくるか。
    で、それがまたなんとも面白い。舞台が銭湯っていうのも下町っぽい感じで、やってくるおじいちゃん、おばあちゃんとの会話もいかにもってのが楽しいし。
    松尾由美さん、さすがだ。
    それだけに、あそこで終わってしまったのが残念。
    ぜひとも続きを書いてほしい。

  • 日常系推理かと思ったら途中でファンタジックなとんでも展開になって、思わぬところに着地する。好みはあると思うけど、個人的には日常系の要素だけで良かったかなと思う。とんでも展開過ぎてちょっとついていけなくなる。

  • 「嵐の湯へようこそ」読了。
    亡き伯父からの遺産として銭湯を受け継いだ姉妹。ご近所さんから持ち込まれる謎解き。ほんわか日常ミステリーかと思いきや、、、これはSF要素強めです。
    精霊、魔物、超越者。なるほど松尾由美さんですもんね、そうなりますよね。読者に不思議設定をスッと受け入れられる筆力はさすがです。
    優しい文章に心ほぐれる読後感です。

  • ファンタジーは期待していなかった。

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著者プロフィール

一九六〇年、石川県生まれ。会社勤務を経て作家になる。八九年『異次元カフェテラス』を刊行。九一年「バルーン・タウンの殺人」でハヤカワSFコンテストに入選。主な著書に「ニャン氏の事件簿」シリーズ、『おせっかい』『ピピネラ』『九月の恋と出会うまで』『嵐の湯へようこそ!』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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