- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041117859
作品紹介・あらすじ
高森病院の診断協議チーム「DCT」の一員として数々の誤診を明らかにし、幾人もの命を救ってから早数年。臨床研修医として高森病院へ戻ってきた白夜。かつての仲間との再会、そして待ち受けていたのは――
感想・レビュー・書評
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驚異的な診断能力を持つ美少女・白夜が高森総合病院に帰ってきた。
白夜が将貴の前に現れてから早6年。港医科大学医学部の4年生になった白夜は、1ヶ月の病院実習のため古巣・高森総合病院に戻ってきた。DICの一員に復帰した白夜は、さっそく研修医の誤診による医療事故を防ぐ活躍を見せ、「患者の心に寄り添う」医療にもチャレンジする(白夜はその特殊な生い立ちが原因で他人の感情の機微をなかなか理解できない)。そして白夜は、高森総合病院を舞台に行われつつある巧妙な医療犯罪と対決することになる。
ご都合主義的な展開が多かったが、それなりに楽しめた。この作品、元々リアリティを追求してないし、白夜の揺るぎない診断力によって病気が快癒し事件も解決していく過程は安心して読み進められるからいい。
朝絵の問題も解決したし、このシリーズはこれで打ち止めなのかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラマ観てたのでキャストそのまま頭に浮かんで楽しく読めました^_^
医療を悪用した犯罪を白夜が真相をあばくお話しで、面白かったです。
なんと...前作までの重要人物、同じ遺伝子を持つ朝絵さんが誤診を受けていた⁉︎
次作出るならまた読みたいです。 -
ドラマ化されてない3作目。戸籍もない白夜がすんなり医学生になれてることは全く素通りで、でもまあ先の展開としては面白い。今回の事件の背景はもう一つ不明瞭であるようには思うが。まだ、根本的な事件は解決しておらず、逃亡中の人もいるとのことで、まだ続くってことなんだよね・・・
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医大生となり病院に帰ってきた。そこからのお話。
危うく、羊の皮を被った狼にやられるとこだったわ。
トモエも治って良かったし、みんな治って良かった。 -
水樹先生が何考えてんだかよく分からない、ちょっともやもやな結末でした。
好評につきシリーズ第三弾、なんでしょうが、これって単純に白夜のスーパードクター(医学生だけど)ぶりを楽しんでいればいいんだっけか?と思っていたら最後に高森勇気先生が登場して、まだ白夜出生の秘密に絡む積み残しがあったことを思い出した。
ということは更に続巻があるのだろうけど、ちょっと展開引っ張り過ぎなんじゃないだろうか。 -
今回は白夜が医学生となり
臨地実習で臨床の場に戻ってくるんだけど
やっぱり白夜の知識量や観察眼は凄い!!
しかも第六感が優れているのか
よく分からないけど何かおかしいって感じて
その違和感を解決していくと
大きな真相が明らかになっていく。
20数年前まで遡って真相が明らかになるって
本当に凄いと思います!
でも真相が明らかになって
朝絵さんの病気の治療ができるなんて
本当に良かったです。 -
白夜が帰ってきた。
年月が、さまざまな変化を生んだんだなー。。
妹ちゃんが、元気に働いているのにホッとした。
今回の事件も、27年前の事件?も、大団円の終わり方。
良い終わり方だなーと思った。
おもしろかったー!
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