心心 東京の星、上海の月

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041117927

作品紹介・あらすじ

専門学校に入学した石森陽児は、上海からやってきた少女・心心と出会い、声優を目指して特訓の日々を送る。そんな中、心心を見張る謎の男から、彼女の正体は中国の巨大メーカーの社長令嬢と明かされ……。

感想・レビュー・書評

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  • 声優の専門学校生5人の話。

    本当は小説科シナリオ科に進みたかった石森陽児
    幼馴染の浩平に誘われて声優科に

    アニメ好きの上海からきた陽心心
    元高校球児で、高校卒業後働いて専門学校のお金を貯めた健太郎
    子役から活躍してるモデルの遥
    元キオスクで働いて夜はバーで働く真琴

    普通の専門学校生の生活とは違った点が
    心心は世界で二番目に巨大なスマートフォンメーカーの一人娘。
    心心のお父さんと叔父の絡んだ会社の闇に同級生も巻き込まれた、すごいストーリー。
    普通じゃ考えられないなぁ。

  • アニメの原作みたいですね。
    声優を志す専門学生か主人公だから余計に
    感じたのかな。

  • 声優業界を舞台にした小説が好きで、
    この作品も、東京編はとても興味深く読めました。
    上海編が、声優でなくてもあまり関係ない展開になったのがちょっと残念でした。
    主人公と仲間たちのキャラクターはとても良かったので(悟空モノマネはくどいが)、
    彼らが何者になるのか、見届けたくなりました。

  • さわやかな青春モノ。結末は二択のどちらかと思っていたが、そう来たか!という感じ。後日譚がもう少しボリュームあっても良かった。友人達の出番が後半少なかったのがやや残念。

  • 今流行りの声優の学校の話。青春話っぽくて長めだったかな。一昔前のドラマなイメージでした。NetGalleyJP

  • Amazonの紹介より
    渋谷にある専門学校の声優科に入学した石森陽児は、上海からやってきたアニメ好き少女・陽心心と出会う。異国の地でひたむきに夢を追う彼女に惹かれながら、幼なじみの浩平、元高校球児の健太郎、子役あがりの遥、元キオスク女子の真琴といった年齢も出自も違う仲間たちとともに特訓の日々を送る。ある日の夜、浩平に誘われ帰宅する心心のあとを興味本位でつけたところ、彼女を見張る不審なクルマに気づく。心心が抱える秘密とは? そして彼女は何者なのか――?


    声優学校を舞台にした青春物語でしたが、かつて声優を目指していた自分としては、学校生活の描写に懐かしさが込み上げてきました。
    ただ、経験した身としては、羨ましすぎる展開にありえない印象でした。お偉いさんに気に入られて、上海へ。そこで出会う有名なアニメ関係者。美味しすぎる話に寧ろ恐さもありました。

    内容としては第一部と第二部に分かれています。第一部では声優学校の描写が、第二部では上海の描写が描かれています。
    特に印象深かったのは、第一部。声優を志ししていた人には、親近感が湧くかと思います。外郎売や卒業作品など、本の帯を書いた声優の諏訪部さんも書いていますが、あの頃の気持ちを思い出しました。
    役者を目指そうと思った気持ちや熱血さなど夢に向かって切磋琢磨する若者達が自分らしく生きている姿に青春を感じさせてくれました。

    第二部では、第一部とは一転、少女の家族の騒動に巻き込まれる声優の卵達が描かれています。こちらはエンタメ性が強く、アクション劇として楽しめました。
    第一部では青春を楽しめた一方、違った作風だったので、ちょっと戸惑いがありましたが、面白かったです。

    ちょいちょいアニメや映画の話題が登場するので、それらを知っている自分としては大いに楽しめましたし、クスッとしてしまいました。特に幼馴染のトラゴンボールネタは最高でした。

    石田さんってこういった作品も描くんだというのが正直な感想でした。頑張る若者を描きつつ、力を抜く感じでコミカルな部分も描いているので、意外な印象でした。

  • 説明が多くて、もうちょっと行間を読みたかった。

  • 1番に感じた事は、『この人はこんな人』という評価は自分のフィルターを通してしたい。他人の意見に左右されたくない。でも、パッと見判断や職業、家柄を私は加味してしまうだろうなぁ、それで間違った評価してしまうんだろーなー。そんな自分もいる事を忘れてはだめ。

  • 渋谷にある専門学校GEAの声優科に通う石森陽児を主人公とした長篇小説。同じクラスには上海からの留学生・陽心心がおり、陽児は心惹かれるが、心心には隠している秘密があった。前半は陽児のクラスメイトで同じ班の男女6人を中心にした学校生活が描かれるが、心心の秘密が明らかになってからは物語の方向性が変わり後半の上海編へと続いていく。
    6人のキャラクターはある意味定型的で、テレビドラマ化(もしくはアニメ化)を意識しているようにも読める。アニメに欠かせない声優の養成所を扱った作品だけにアニメネタが多く登場する。元ネタを知っていたほうがより楽しめるだろう。

  • 大好きな石田衣良さんの新作!やっと読めました。

    専門学生の青春感はやっぱり読んでてワクワクします
    上海のお金持ちの心心が声優を夢見て東京にやってきて、主人公の陽二と出会う。
    C組1班のメンバーも個性が立っていて、さらに心心の周りの上海の人たちも個性的で、本を捲る手が止まりません。

    前半パートは純粋に声優を目指す話で、後半は上海で大企業の政治に巻き込まれる構成。

    石田衣良さんが好きすぎてほとんど全部の作品読んでいますが、ちょっと過去のキャラと被ってきますが(特に明日のマーチ)まあ良しとします

    総じて最高の青春エンタメ小説でした

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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