- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041118405
作品紹介・あらすじ
「実は100万回生きているの」そう告白をしたきみ。だけど、黙っていてごめん。僕はきみより1回多く生きているんだ――。ミリオンセラー『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の著者が紡ぐ、真実の愛。
感想・レビュー・書評
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読み始めはすごく面白くて引きこまれた。
しかし第2章のタイトルを見て、そこから話すのかー、とげんなり。
いつ最初の場面に戻るかとパラパラ飛ばし読みしていたら残り数ページになっていた。
古代の話が長すぎたー。
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2021年8月角川文庫刊。書き下ろし。思い返すととてつもなく深い話でジーンと来ます。構成と展開がもう少しなんとかならんかったのか!と残念に思うところもありますが、後ろ1/3で語られる二人の行末と謎と呪いと運命と消えたハルカのストーリーが壮大で楽しい。
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女子高生の美桜は、繰り返され終わらない人生に心が枯れて、どうでもよくなっていたある日、高校の屋上から身を投げ、同級生の光太に人並外れた力で助けられます。それをきっかけに二人は恋人になるのですが、それは偶然ではありませんでした。その恋は2500年前に始まりました。
長くて遠い旅をしてきた光太と美桜の一途な恋が奇跡を生む壮大なお話です。 -
話が色々飛びすぎたり、テンポがあまり良くなかったりで、設定とか構成は好きだけど期待してたほど面白くなかったなーと感じちゃった。
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自分は勇者だったと言う妄想に取り憑かれた高校生。
あげく、100万回も生きてるとか。
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七月さんの本は2冊目。2つともすらっと読めた。
僕は明日昨日の君とデートする、は読み終わった時の喪失感が半端なく、その手のエンディングだとどうしようかとビクビクしたが、ハッピーエンドで安心。
2人の一途な思いはもちろんだが、ハルカの想いにぐっとくるシーンがあった。
彼女はずっとタラニスといたかったんだろうな。
猫から人になって彼と話ができたり触れ合えた事がどれだけ幸せだったんだろう、と考えてみると、彼女が最後タラニスに謝って背中を押すシーンには感動する。
遥かな時を超えて一途に思い続ける物語。
著者プロフィール
七月隆文の作品






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