要塞都市アルカのキセキ 結晶世界のキズナ (角川文庫)

著者 : 蒼月海里

• KADOKAWA (2022年6月10日発売)

作品紹介・あらすじ

謎の少年・ミコトに導かれ、再び要塞都市アルカに戻ってきた遊馬（ユマ）。
しかし人々が逞しく暮らしていた都市の下層部は、
人体を晶石化してしまう星晶石（せいしょうせき）に侵され荒廃していた。
愕然とする遊馬は、懐かしい仲間、レオンとステラに再会する。
レオン達と共に上層に向かった遊馬は、
人体の晶石化を止める薬の研究者・ドミニクと出会う。
そして彼の共同研究者が、遊馬の事故死した父親だと知り……。
絆きらめく異世界転移ファンタジー！

感想・レビュー・書評

[りんご花さんの感想 · 2022年11月26日]

一旦また一区切りつきます。
ミコトとヤシロとはまたどこかで助け合うために再会できそうですね。
ミコトが他の街でも星晶石を集めて太陽が見えるようになれば、ワクチンが行き渡れば最悪な状況は止まりそうですが、まだ一波乱あるのでしょうか。ナナシは本当にもう帰ってこないのでしょうか。続きが気になります。

[ちこ(´・ω・)さんの感想 · 2022年9月29日]

再び辿り着いた地は荒れ果て。
融合し生きていく事は現実逃避に近く、根本の解決にならず逃げ道とされるだけだろうな。
自身の身に起きてから初めて知れた事なのだろうが、もう少し早く知れれば良かったのでは。

[kitarouchanさんの感想 · 2022年6月30日]

プリーステス・ユマ・リターンズ／
ファザー・イズ・ネームレス／クリスタル・プラネット／
EPILOGUE

アルカに戻ってきたユマ。星晶石に侵された世界で出会ったナナシはいったい……

著者プロフィール

宮城県仙台市で生まれ、千葉県で育ち、東京都内で書店員をしたのち作家となる。日本大学理工学部卒業。主な作品に「幽落町おばけ駄菓子屋」シリーズ、「華舞鬼町おばけ写真館」シリーズ、「モノノケ杜の百鬼夜行」シリーズ、「幻想古書店で珈琲を」シリーズ、「深海カフェ 海底二万哩」シリーズ、「咎人の刻印」シリーズ、「怪談喫茶ニライカナイ」 シリーズ、「要塞都市アルカのキセキ」シリーズなどがある。

「2023年 『戸張と御子柴 孤島の夜の黄泉還り』 で使われていた紹介文から引用しています。」