クローン・ゲーム ~いのちの人形~ (角川文庫)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041118955

作品紹介・あらすじ

翻弄される運命、背負わされた宿命。
世田谷で発生した不審死事件。鑑識の到着前に厚労省の外郭団体「ドールズ」と称する組織が現れ、現場を警察から横どりしてしまう。感染症の疑いかと思われたが、彼らの行動を不審に感じた捜査一課の川村直樹は、サイバー犯罪捜査官の高倉竜生と捜査を始める。次第に明らかになったのは、政府が28年前から隠してきた「クローン人間」の存在だった……。巨大な運命の渦に巻き込まれた人々の、〈いのち〉を巡る物語が動きだす!

感想・レビュー・書評

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  • 急遽、購入して読んだが、とても面白かった。
    それぞれのキャラクターの場面が、後から繋がった時のやったった感は本ならではだと思う。
    クローンの特質上、映画やドラマでは演出としてできないだろう。
    文字の特性を上手く使っている。
    おかげで、度重なる展開にどんどん引き込まれ、驚かされた。
    多少は予測の着くところもあったが、最後は予測できなかった。
    むしろ、こんな秘密が隠されていたと思うと、わざと小さなところは気づかせていたのではとさえ思う。

  • テレビ的な

  • こんな法律があったことを、まったく知らなかったので、勉強になりました。倫理として語るべきものなのか、私には確たる意見がないのですが、人権の問題としてなら、色々と考えられるかもしれない。臓器移植を前提とされるぐらいなら、才能の発揮の方が、まだ未来は明るいかも。
    2023/2/14読了

  • 80%くらいでリタイア。先を進める意欲はなかった

  • ラストまで意外性の連続!
    読んでいて本当に飽きなかった。
    クローン人間、実は本当にいたりして。

    スターのクローンだけではなく、まさか警察官が稀代の殺人鬼のクローンだった事が判明した時はめちゃくちゃ滾りました。命の大切さ、重さとかの話も勿論考えさせられる部分はあったけど、どちらかと言うとストーリー重視の小説だった気がします。

  • 超面白かった

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著者プロフィール

1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞。著書に『ルパンの娘』『ピエロがいる街』『沈黙のエール』『チェインギャングは忘れない』『スマイルメイカー』『グッバイ・ヒーロー』『炎上チャンピオン』『仮面の君に告ぐ』『いのちの人形』などがある。

「2023年 『ゴースト・ポリス・ストーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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